「可能な限り責任を持って任務を遂行しました」

"ROT & SCHWEISS“の新エピソードにUWE KLEINスポーツ役員が登場

Uwe Kleinスポーツ役員はトップチームのコーチから現在のスポーツ役員に就任するまで、フォルトゥナで数知れない浮き沈みを経験してきた人物だ。最新のポッドキャスト”Rot & Schweiß”では、そんな50歳のスポーツ役員をゲストに迎え、特に今季のチーム構成に焦点を当て、MCを務めるOliver Bendtが2020年の夏の移籍市場とチームの現状についてインタビューを行った。

2002年、Uwe Kleinはフォルトゥナのコーチとして就任。そして、その18年後には伝統クラブのスポーツ役員としてトップチームのメンバー構成を担っている。

 

長年の間で数々の逸話があるが、その中の一つがフォルトゥナの歴史上で決して忘れられていない”伝説の試合”だろう。Uwe Kleinスポーツ役員はこの試合について、「あの頃はまだ現役で、いくつかのサッカースパイクも持っていました。私は0-2の状況から途中交代で入り、すぐに2ゴールを挙げることに成功しました。その10分後に私は再びピッチを去り、後をチームメイトに託しましたが、最終的な結果は4-2で勝利を収めました。 こうして、オーバーリーガのチームがマジョルカへ行くことができたんです。もし負けていたらUwe Weidemannがこれを許さなかったでしょうね」

 

数々の特別な出来事がある中でも、2020年の夏の移籍市場はおそらく20年以上のサッカービジネスにおける最大の課題だっただろう。Kleinスポーツ役員は、「経済面に大きな影響がありましたし、損失があまりにも多く、どこから手をつけていいのかわからない状態でした。それでも、我々は可能な限り責任を持って任務を遂行しました。それにより、少し時間を要してしまった部分もあります」と述べている。その結果、最終的には9人の新加入選手を獲得に成功しており、その中でも特に若手選手の育成に力を入れている。

 

ポッドキャスト”Red & Schweiß”の新シリーズは、SpotifyとクラブのHPにて配信されている(ドイツ語)。そこでは、クラブのレジェンドの2人である"Lumpi" LambertzとOliver Finkも登場しているエピソードを含む、ここ数ヶ月間の全11エピソードを視聴することができる。