フォルトゥナがMÖNCHENGLADBACHに0-4で敗戦
チャンピオンズリーグ出場クラブとのテストマッチ
フォルトゥナは木曜日の午後、チャンピオンズリーグ出場クラブである Borussia Mönchengladbachとのテストマッチに0-4で敗戦を喫した。”Fohlen”ことBorussia MGのホームであるBorussia-Parkで行われた一戦は、フォルトゥナが試合序盤から2点を追いかける展開に。その後、特に後半には何度か得点のチャンスを作り出したものの、最終的にはゴールを奪うことができず試合終了を迎えた。
スターティングメンバー:Petersonがデビュー
Uwe Rösler監督率いるフォルトゥナは、代表戦に召集されている選手と負傷離脱している選手以外のメンバーで、このテストマッチに臨むこととなった。GK Raphael Wolfの前には、Jean Zimmer、Luka Krajnc、キャプテンAdam Bodzek、Florian Hartherzの4バックが並び、中盤にはMarcel Sobottka、アペルカンプ真大、Jakub Piotrowskiが配置された。前線にはKelvin OforiとDawid Kownackiと共に、移籍期間最終日に加入したKristoffer Petersonがフォルトゥナでのデビューを果たす形でキックオフを迎えた。
前半:Borussia MGが試合序盤に猛攻
試合開始早々の前半2分、”Fohlen”のAlassane Pleaに先制点を許し、0-1とリードされる展開に。しかし、フォルトゥナもすぐに反撃を見せる。Oforiからのパスに抜け出したPetersonが、相手GK Tobias Sippelを交わすも、濡れたピッチに足を滑らせゴールネットを揺らすことができない(7分)。さらにその数分後、Petersonが左サイドからドリブルで仕掛け、カットインからシュートを狙うも、ここも相手DFがブロック(13分)。すると再びBorussia MGに追加点が生まれる。フォルトゥナのビルドアップをインターセプトしたPleaが、Breel Emboloへラストパス。これでWolfとの1対1となったEmboloに冷静なループシュートを決められ、2-0とリードを広げられてしまう(15分)。
反撃の狼煙を上げたいフォルトゥナ
試合序盤、フォルトゥナは悪くない立ち上がりを見せたものの、失点を喫したことで2点を追いかける展開となってしまう。反撃の狼煙を上げたいフォルトゥナは、右サイドのフリーキックからZimmerが中央にクロスを送るも、相手GK SippelがSobottkaの前で阻止(22分)。その後、フォルトゥナは攻撃面でいくつかの良いコンビネーションを見せるものの、なかなか得点のチャンスに繋げられない。アペルカンプのラストパスに、Piotrowskiが18mの位置から放ったシュートは、Tony Jantschkeがスライディングタックルでコーナーに逃れる(35分)。 その5分後にも、Oforiがミドルシュートを狙うも、ここはBorussia MGのゴールを越えていく(40分)。こうして前半が終了し、フォルトゥナは2点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
後半:Pleaが2得点
前半と同じメンバーで後半に臨んふだフォルトゥナだが、まずはピンチを迎える。しかし、Marcus ThuramのシュートにWolfが好セーブを見せ追加点を許さない(54分)。その直後にはフォルトゥナがカウンター攻撃を仕掛けるも、PiotrowskiからPetersonへのパスは正確さを欠き、Sippelに難なく阻止されてしまう(57分)。すると”Fohlen”が3点目を獲得する。Rocco ReitzのフォルトゥナDFの上を越すループパスに反応したPleaが、このボールを流し込み0-3(58分)。 その後、Rösler監督は3選手の交代を行い、Thomas Pledlと、U23チームに所属するMichel StöckerとTim Oberdorfの2人を投入した。
Oforiのシュートはポストに直撃
その約10分後、フォルトゥナにこの試合1番のビッグチャンスが訪れる。素晴らしいコンビネーションで右サイドを突破したアペルカンプがマイナスに折り返し、ゴールまで15mの距離からSobottkaが狙ったシュートは、ゴール左へ逸れていく(68分)。その1分後にはStöckerが左サイドを突破し、Oforiへラストパスを送るも、Oforiが左足で放ったシュートはクロスバーに嫌われてしまう。そのこぼれ球にPledlが反応しゴールを狙うも、ゴール上を越えていく(69分)。また、Kownackiにもチャンスが訪れる。Pledlが得たペナルティーエリア際のフリーキックに、ポーランド人のストライカーがグラウンダーのシュートで狙うも、Sippelの好セーブに阻まれてしまう(74分)。 一方、チャンピオンズリーグ出場クラブは容赦無くフォルトゥナに襲いかかる。素早くリスタートしたフリーキックから、Stindlに決められ0-4とされる(84分)。 こうして、最終的には0-4という明確な結果でBorussia MGに軍配が上がった。