伝統クラブ同士が開幕戦で激突

今週金曜日に行われるHAMBURGでのアウェー戦でフォルトゥナのシーズンがスタート

これまでのブンデスリーガの歴史において、フォルトゥナ・デュッセルドルフとHamburger Sportvereinは両クラブ合わせて、ドイツ選手権7回、DFBカップ5回の優勝を経験しており、金曜日の夜に行われる2つの伝統クラブの試合が、紛れもないビックゲームであることは明確だ。そして、リーグ開幕への期待が高まる中で、ブンデスリーガ2部で最も大きな壁とも言えるクラブとの戦いが、フォルトゥナを待ち受けている。

相変わらずの騒々しさ

もしここ数年で、Hamburger SVがクラブ内及び、その周りでの非難を受け入れていなければ、それはそれで退屈になっていたかもしれない。しかしHansestadtのクラブは、今夏も騒々しいプレシーズンを経験している。ここ最近、VfL Osnabrückで成功を収めていたDaniel Thioune監督がHamburger SVの新しい指揮官として就任しているだけでなく、ピッチの外では、かつてフォルトゥナのメインスポンサー及び、ユニフォームの胸スポンサーだったがorthomolが、Hamburger SVの新しいメインスポンサーになるなどの変更もあった。なお、このパートナーシップは先週末に公表されたため、ハンブルクは月曜日に行われたDresdenとのドイツ杯1回戦の終時間前に、新しいホームユニフォームを発表されることとなった。

 

有名なニューフェイス

もちろんDaniel Thiouneやorthomol、新ユニフォームだけが新しく加わったわけではない。同クラブはこの夏に、有名な選手を補強している。”Rothosen”ことHamburger SVは、近年2部リーグで最高のストライカーの1人であるSimon Teroddeを獲得。Teroddeは2部リーグにおいて、2016年、2017年、2019年と得点王に輝き、元フォルトゥナの選手であるSven Demandtが持つ2部リーグ史上最多得点記録を更新するのに、あと4ゴールに迫っている。また、その他にはMFのTerodde(SC Paderborn)、センターバックのToni Leistner(Queens Park Rangers)、そしてTSG HoffenheimのU19チームからAmadou Onanaを新加入選手として獲得しており、OnanaはDresdenとのドイツ杯1回戦で、すでに初ゴールをマークしている。