「チーム全員が求められている」
#FCIF95後の各コメント
フォルトゥナが1-0でドイツ杯1回戦に勝利を収め、第2回戦へと駒を進めた。これにより、まさにフォルトゥナが理想としていた2020/21のシーズンスタートを切ることとなった。Ingolstadtでの見事な勝利の後、この試合を戦た選手たちは安堵と満足感を表し、チームスピリットを強調している。試合後の各コメントはこちらから。
Uwe Rösler監督:
「チーム全体に賛辞を送りたいと思います。攻撃面で優れたチームに対してシュートを3本に抑えたことなど、前向きな部分が沢山見れました。ゴール前では連携やフレッシュさに欠け、前半はもっと1対1を仕掛けるべきでしたが、それでもボールを支配し、試合をコントロールできていました。そして我々は今日、1つ明確にできた事がありました。それはチーム全員が求められるということです。今日は途中交代で入った4人が試合を決定付けてくれました。これはスターティングイレブンだけでなく、メンバー全員にそれぞれに役割があり、重要であるということを示しています。FC Ingolstadtには、新シーズンでの健闘を祈っています」
FC Ingolstadt、Tomas Oral監督:
「我々はグラウンドでの練習が十分に行えていないことに加え、負傷している選手が多く、非常に厳しい状況ではありました。それでも、試合では相手にほとんど大きなチャンスを与えませんでしたし、前半に迎えた決定的なチャンスをものにできていれば、我々にとって理想的な展開になっていたと思います。我々は相手の長所を上手く抑え、少しでも長く0-0の展開でゲームを進めていければと思っていましたが、なんでもない場面から失点してしまいました。結果的に、試合の統計としてはフォルトゥナが勝利にふさわしいチームだったと思います」
Jakub Piotrowski:
「最高なフォルトゥナでの公式戦デビューとなりました。勝利できたことを非常に嬉しく思いますし、自分がチームの勝利に貢献できたことを幸せに思います。私は約70分間、どこにスペースがあるのかということを、ピッチの外から観察していました。これをアシストに繋げられたことは良かったです。カップ戦は、カテゴリーが下のクラブがこの一戦に全てを掛けて向かってくるのに対し、90分で決着を付けなければならないので、決して簡単な事ではありません。我々が勝利でスタートできたことを嬉しく思います」
「簡単な試合ではありませんでしたが、しっかりと結果を出すことができました。特に前半は、ボールを支配し、ゲームをコントロールする事ができたので、2度のカウンターを受けるまではほとんど相手にチャンスを与えませんでした。また、我々がコンパクトに守備を行うことは、今後も非常に重要になってきます。その中で、今日は再び前線からのプレッシングが上手く機能しました。後半は均衡した展開となり、ゲームを100%コントロールできませんでしたが、それでも決勝点を挙げたジョーカーを含め、途中交代で入った選手たちが試合の流れを変えてくれました。我々にとって、このようなクオリティを持つ選手がベンチにいることは、非常に重要なことです」