Bericht

2020/09/09 | ニュース

フォルトゥナのドイツ杯を振り返る

過去のドイツ杯1回戦のハイライト

フォルトゥナが9月12日(土)、FC Ingolstadtとのドイツ杯1回戦(18:30キックオフ)にてシーズンをスタートする前に、フォルトゥナHPの編集部が、Flingernの伝統クラブの過去これまでの1回戦を振り返る。その中には、Florian Hartherzのクロスボールがフォルトゥナを苦しめたことや、Rouwen Henningsのドッペルパックで勝利を収めた試合も含まれている。

2019/20シーズン:FC Villingen 08 –  フォルトゥナ・デュッセルドルフ 1-3 (1-1、延長戦 0-2)

カップ戦では波乱が起こることで知られている。その言葉通り、フォルトゥナはドイツ杯1回戦でオーバーリーガのクラブであるFC Villingen 08に苦戦を強いられた。試合はフォルトゥナが支配するものの、得点を奪えない時間帯が続く。すると42分には、Kaan Ayhanが自陣ペナルティーエリア内でファウルをとられPKを献上すると、逆に先制点を奪われる展開に。後半に入ると、Nana Ampomahが同点弾を挙げ試合を振り出しに戻す(56分)。しかし、そこから守備を固めたVillingenが残りの時間を守りきり、試合は延長戦へ。延長前半にはKelvin Oforiの得点でリードを広げると、Villingenの選手がセットプレーの際に肘打ちをしたとの判定により退場処分となった後、Rouwen Henningsのスーパーゴールでフォルトゥナが追加点をマークし、3-1で試合終了を迎えた。なお、このHenningsのゴールは、フォルトゥナファンにより2019年のフォルトゥナベストゴールに選出された。その後、準々決勝に進んだフォルトゥナだったが、1.FC SaarbrückenにPK戦の末敗れ、ベスト8で敗退となった。

 

2018/19シーズン:TuS RW Koblenz – フォルトゥナ・デュッセルドルフ 0-5 (0-4)

フォルトゥナは2018/19シーズン、5-0の大勝でカップ戦をスタートさせる。オーバーリーガのクラブであるTuS Rot-Weiß Koblenzとの一戦は、前半だけでDodi Lukebakio(9分、12分)、Marvin Ducksch(32分)、Kevin Stöge(44分)が得点をマークし、ハーフタイム前の時点でフォルトゥナの勝利はほぼ確実となっていた。後半、勝利を確信していたフォルトゥナだが、その後も多くのチャンスを作り出す。すると62分、Kenan karamanがドリブルでペナルティーエリアに進入しラストパスを送ると、Benito Ramanが押し込み5-0としたフォルトゥナが、2回戦に駒を進めた。そして、ドイツ杯2回戦でSSV Ulmに5-1で勝利した伝統クラブは、ベスト16でFC Schalke04に4-1で敗れることとなった。

 

2017/18シーズン: DSC Arminia Bielefeld – フォルトゥナ・デュッセルドルフ 1-3 (1-1、延長戦 0-2)

2017/18シーズンのドイツ杯初戦、フォルトゥナは強敵との対戦を強いられた。当時、同じ2部リーグのライバルであったBielefeldとの一戦は延長戦まで縺れ込む接戦に。それでもRouwen Henningsのドッペルパックにより、フォルトゥナが勝利を収めている。前半は得点こそ生まれなかったものの、両チーム共にチャンスを作り出し、均衡した試合展開を繰り広げる。すると後半56分、フォルトゥナの新加入選手Florian Hartherz(当時はBielefeldに所属)が、ペナルティーエリア内で待つFabian Klosにピンポイントクロスを送ると、頭で押し込まれ、先制点を奪われてしまう。これでリードを許したフォルトゥナだが、なかなか反撃の糸口を見つけられない。そこでFriedhelm Funkel元監督はRouwen Henningsを投入する。するとその5分後にHenningsが同点弾を挙げ、試合を振り出しに戻す。さらに延長戦では、相手DF陣のミスを突いたHenningsがデュッセルドルフに追加点をもたらすと、試合終了間際にはOliver Finkが豪快なボレーシュートを決め、3-1としたフォルトゥナに軍配が上がった。

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