勝利したテストマッチで2人の選手がデビュー
フォルトゥナでデビューを果たしたBORRELLOとPRIBにフォーカス
FC Ingolstadtとのドイツ杯1回戦を来週末に控えるフォルトゥナは、SC Paderbornとの最後のテストマッチに1-0で勝利を収めた。そんな中、特にフォルトゥナの選手として初めてピッチに立った新加入選手のBrandon BorrelloとEdger Pribに注目が集まった。
Borrelloは試合後に、「最初の15分、20分はゲームが少し落ち着きませんでしたが、その後は我々が試合をコントロールできたと思います。我々は前線で良いコンビネーションを見せ、前半は多くの得点チャンスを作り出しました」と述べ、積極的なプレーを披露し、Rouwen Henningsの決勝点をアシストしたサイドアタッカーは続けて、「チームに合流して数日間で学んだことは、Rouwenがボールを要求した時は彼にパスを供給するべきだということです。私はPaderbornのDFのミスを突き、ボールを奪ってすぐにRouwenにパスを送り、彼がフィニッシュまで持ち込みました。試合全体としては満足しています」とコメントした。
後半からピッチに立ったEdgar Pribは、その豊富な経験を活かし、すぐに存在感を見せる。「後半開始直後、浮き玉に対して競り合った際に肘打ちを受けました。しかしサッカーでは当然起こりうることです」と述べた30歳のMFは、「チャンスをものにしていれば、2-0、3-0で勝てた試合でした。 そして、私は今日の試合をポジティブに捉えています」と、この試合に関してBorrelloと同様に前向きな言葉を残した。
また、Uwe Rösler監督もデビューを果たした両選手に関して満足感を見せ、「Eddiは2日間、Brandonは3日間しかチーム全体練習に参加していない中、彼らを試合に起用しましたが、両選手ともに我々を強化してくれる存在であることが確認できました。もちろん、まだトップコンディションには達していませんが、それは現時点で期待してはいけません。もし彼らのコンディションが整えば、チームをさらにレベルアップさせてくれるはずです」と言及した。プレシーズンを振り返るとフォルトゥナは、4試合中3勝を挙げ、無敗をキープしているだけでなく、勝利した試合では全試合無失点に抑えている。「重要なのは、再び試合の勝ち方を学ぶということです」と語るRösler監督だが、その言葉が結果として表れている。