「ピッチの上でリーダーシップを発揮したい」
新加入EDGAR PRIBがインタビューに登場
新たにフォルトゥナに加入することとなった30歳のEdgar Pribがインタビューに応じ、クラブへの忠誠心、旧友との再会、そしてフォルトゥナでも目標について語っている。
エドガー、デュッセルドルフへようこそ!早速クイズだけど、エドガーがこれまでフォルトゥナと対戦した回数は?
「難しい質問ですね。6回-8回くらいかな」
正解は11回。エドガーがフォルトゥナよりも対戦回数が多いクラブはFC Augsburgだけになっているけど、ここ数年でのフォルトゥナの印象は?
「2度の昇格により、フォルトゥナは大きな成功を収めているクラブだと認識しています。また、前回の昇格後にはブンデスリーガ残留も成し遂げています。そして、リーグに残留することは、更に難しいミッションです。今後はホームスタジアムとなる、このスタジアムでのアウェイゲームは、常に刺激的で、簡単ではありませんでした。更に観客からの絶大なサポートもあり、ここでフォルトゥナに勝利することは常に困難を強いられました」
自身のキャリアの中でこれまでに2つのクラブのみでプレーしてきてるよね。あなたにとってクラブへの忠誠心の重要性は?
「非常に重要だと思います。私はSpVgg Greuther Fürthで成長しました。そこでは、若手ながらプロ選手としての価値観を学ぶことができました。その後、私は確信を持ってHannoverへ移籍し、同クラブで双方に欠かせない存在となりました。私は新たなプロジェクトを始めるときに、いつも全力で情熱を注ぎます。今回、当時と同じくらいの確信を持ってフォルトゥナとの契約書にサインしました」
2度の十字靭帯断裂により、キャリアの中で厳しい挫折を経験しているよね。この挫折は自身にもたらし、そこからどのようにして復帰を遂げたの?
「まずはこのショックを受け止めなければなりませんでした。色んな思いや疑問が頭の中を駆け巡りましたが、ハードなリハビリを乗り越えたことで、これらの疑問を解消することができました。そして、私の身体は再びサッカーをプレーするのに十分になるまで安定感を取り戻しました。私はこの怪我の時期に、自分の身体のことをたくさん学び、それをピッチの上でも活かすことができています。結果として、この挫折により精神的に強くなり、経験値も上がったと思っています」
ブンデスリーガで200試合以上に出場していることで、フォルトゥナの中でも最も経験豊富な選手の一人になるけど、自分がチームを牽引していく存在だと思う?
「はい、そうですね。私はすでに20代半ばから責任を持ってプレーしてきました。最近では、リーダーシップを必要とする非常に若い選手がチームに所属することが多くなっています。そんな中で私は、この若手の選手たちが見て学べることができ、また相談できるような存在であることが重要だと考えています。私はフォルトゥナでチームを牽引していきたいと思っていますが、メディアの部分だけでなく、ピッチ上でその役割を担うことが重要だと思います。またグラウンドの上での行動が、リーダーシップを取る上で一番説得力があります」
フォルトゥナでは、Thomas Kleine、Andre Hoffmann、Kenan Karamanなど懐かしい顔ぶれが所属しているけど、チームの中ですでに一定の接点を持っていることは役に立っている?
「Matze ZimmermannとToni Pledlを忘れていますよ(笑)。もちろん、すでに何人かの選手を知っているのは、チームに馴染むのが容易になります。しかし私はすでに長年プレーしていますし、誰にでも心を開いているので、もし知らない人ばかりだとしても問題ないです。それでも、過去に数年間ともにプレーした選手たちと再会できるのは、非常に嬉しいです」
エドガーはブンデスリーガ2部のことをよく知っているけど、このリーグで成功するには何が必要だと思う?
「シュートインタビューでは2部リーグでの1シーズンは語れないと思います。成功を収めるためには、ハングリー精神を持ったチームが団結し、何事にも全力で取り組むことが必要です。とにかく全てを出し切ることが重要です」
フォルトゥナでの目標は?
チームとして成功を収め、1試合でも多くの試合に勝利したいです。また、ピッチの上で私のプレーを証明したいです。昨シーズンは5得点をマークし、個人的な得点記録を更新しました。もしかすると今シーズンも更新できるかもしれません。そして何よりも、今シーズンを楽しみたいです。というのも、私は怪我などで選手としてシーズンを棒に振ることも経験していますからね。コンディションは完璧ですし、自分の運命は自分で決めたいと思います」