2020/09/01 | ニュース
フォルトゥナが人種差別的なチラシに反対
極右主義な思想に共感することはフォルトゥナの目的と価値観とは無関係であることを主張
週末にPaul-Janes-Stadion周辺で「国民革命運動」の人種差別的なチラシが配布されたが、フォルトゥナはこのチラシの内容、そしてこの国民革命運動の目的から明確に距離を置いている。極右主義な思想に共感することは、フォルトゥナ・デュッセルドルフの目的や価値観とは無関係である。
クラブは、数ヶ月前に”Bruderschaft Deutschland(ドイツ信徒会)”に対して、不適合の決定(ドイツ語)をすでに書面化している。
フォルトゥナは、クラブ規約の第2条に基づき、特に国籍、民族、宗教、性別、年齢、性的同一性、障害を理由とした差別的または非人間的な行動だけでなく、人種差別的、誹謗中傷的、外国人排斥的な傾向にも積極的に反対している。
Thomas Röttgermann会長:
「フォルトゥナの政治的影響力を利用して他人を誹謗中傷する最近の試みに関して、我々はクラブとして許すことはできませんし、今後も許すつもりはありません。フォルトゥナは人種差別や誹謗中傷に関して積極的に反対しており、極右主義な思想に共感することはフォルトゥナにとって何の意味もありません。そのため、我々は数ヶ月前に”ドイツ信徒会”への反対を表明していますし、これらの目標や声明に共感することは、クラブの価値観、特にフォルトゥナ・デュッセルドルフの会員である限り絶対に相容れないということをクラブとして決定しています」