「テストマッチを含め、この夏のトレーニングキャンプに満足している」

オランダでのトレーニングキャンプを後にしたフォルトゥナは月曜日にアリーナ・スポーツパークでトレーニングを再開

フォルトゥナは金曜日の夜、両チーム多くのチャンスを作り出し、4得点が生まれたテストマッチにて5日間に渡るオランダでのトレーニングキャンプが終了した。Vitesse Arnheim戦(2-2)では満足のいく試合内容を見せたフォルトゥナは、週末の休みを経て、月曜日からアリーナ・スポーツパークでトレーニングを再開することとなる。

Vitesse Arnheimとの対戦後にAndre Hoffmannは、「テストマッチでの結果は、基本的にあまり重要ではありません。重要なのは、我々が非常に勇敢に立ち向かい、相手に対応できたかと言うことです。」とコメント。またUwe Rösler監督も、「この一戦で、オランダでの1週間近くトレーニングキャンプでの成果を確認できました。私はテストマッチを含め、このトレーニングキャンプでの選手たちのパフォーマンスに対し、非常に満足しています」と満足感を口にしている。

 

さらにHoffmannは、「特に素晴らしいパフォーマンスを見せた若手選手に、大きな称賛を送りたいと思います」と述べ、Rösler監督も同様に、「テストマッチにセンターバックで出場したJamil Siebertはとても印象的でした。彼が90分間に渡り見せたパフォーマンスには脱帽です。また、アペルカンプ真大も試合序盤こそ上手く馴染めなかったものの、その後は彼の長所を存分に発揮し、非常に良いパフォーマンスを見せてくれました」と、チームの盟主と監督が2人の若手選手に称賛を送った。

 

しかし、フォルトゥナの若手タレントたちの躍動が、このキャンプでの唯一の収穫ということではない。キャンプ中、負傷していたAdam BodzekとJakub Piotrowskiはチーム練習復帰に向けて個別トレーニングを実施し、月曜日からチーム全体練習に復帰することとなっており、Alfredo Moralesも引き続き復帰へ向けた準備を着実に進めている。そして土曜日には、自宅隔離を強いられていたEmmanuel IyohaとKevin Oforiが再びグランドへ姿を見せた。また、Nana Ampomahは個人トレーニングを実施しており、Dawid Kownackiがいつチーム全体練習に復帰できるかは、週始めに決定することとなる。

 

これにより、今シーズン開幕を2週間後に控えた月曜日に、アリーナ・スポーツパークの練習場にて行われるトレーニングは良い雰囲気で迎えるための十分な条件が揃っている。ただフォルトゥナから1人、嬉しい理由でトレーニングに参加できない選手が存在する。トルコ代表のストライカーKenan Karamanは、対ハンガリー(9月3日)と対セルビア(9月6日)の代表戦へ向かうこととなる。