「医療機関と緊密に連絡を取り合っている」

フォルトゥナのチームドクターであり衛生管理者であるDR. ULF BLECKER氏による現在の状況に関するコメント

フォルトゥナ・デュッセルドルフは金曜日の夜、2人の選手に新型コロナウイルス陽性反応が確認されたことを報告した。クラブは直ちに地元の医療機関に連絡を取り、監督コーチ陣及びチームスタッフを含めたチーム全員に、次の情報が入るまでは自宅隔離するように指示している。フォルトゥナのチームドクターであり衛生管理者でもあるDr. ulf Blecker氏が、現在の状況についての最も重要な質問に答えている。

いつ2人に新型コロナ陽性反応が確認されたことを知りましたか？

金曜日の夜です。TSV Meerbuschでの練習試合の直後にPCRテストの結果が届き、すぐにCarsten Fiedlerフィジオチーフに伝えました。彼は現場で必要な措置を講じ、陽性と判定された2人の選手を直ちにチームから隔離した後、チームバスではなくそれぞれ個別で帰宅させました。

 

クラブは練習試合が始まる前にPCRテストの結果を待つべきだったのではないですか？

いいえ。現在の衛生管理に関するガイドラインによれば、公式戦の前には結果を待つ必要がありますが、練習試合は結果を待たずして行うことができます。また、監督コーチ陣及びチームスタッフを含むチーム全員には、定期的にPCRテストが設けられています。現在のDFL(ドイツプロサッカーリーグ機構)の衛生管理に関するガイドラインによると、週に1回PCRテストが義務付けされているので、我々は毎週金曜日の朝には必ずPCRテストを実施しています。現在の状況下において協働している研究所がとても多忙ということはあり、テストの結果が練習試合の後となってしまったことは非常に気の毒に思います。

 

今後の対応は？

我々は地元の医療機関と非常に緊密に連絡を取り合っており、新型コロナ陽性反応が確認されたという結果もすぐに報告しました。クラブとして医療機関にはすべての情報を報告するのはもちろんですし、積極的にサポートを行い、このような状況下で迅速に問題解決することに努めます。 その中で、過去数日間で陽性反応が確認された選手と接触していたクラブの人間のリストを医療機関に直接送信しています。もちろん医療機関とは緊密に連絡を取っていますので、近いうちに新たな情報が入ることとなります。

 

監督コーチ陣及びチームスタッフを含むチーム全員が、自宅隔離を行うことは必要不可欠でしたか？

このような場合においては自宅隔離が通常の処置となります。まずは、誰が接触者カテゴリー1(感染者との濃厚接触者)に属するのかを明確にしなければなりません。医療機関が接触者の追跡を実施した後、クラブ及び関係者に今後の措置についての情報が提供されます。