Bericht

2020/07/23 | ニュース

高いクオリティを持つリーグ中堅クラブ

2020/21シーズン:ブンデスリーガ2部での対戦相手をチェック

第2弾となる2020/21シーズンの対戦相手チェックでは、フォルトゥナHPの編集部が昨シーズンの7位から12位までのクラブをクローズアップ。その中には隣街のクラブ、2部リーグに定着しているチームを示す"Zweitliga-Dino"、強豪の昇格を阻止したクラブなどが所属している。

Erzgebirge Aue

昨シーズンの順位:7位 / 監督:Dirk Schuster / スタジアム:Erzgebirgsstadion

Erzgebirge Aueは2部リーグの18クラブの中で、東ドイツに位置する唯一のクラブとなっており、フォルトゥナの2020/21シーズン対戦相手マップを見てみると、チェコとの国境沿いに位置していることがわかる。また、フォルトゥナのホームスタジアムMerkur Spiel-Arenaから568kmの距離にあるAueのErzgebirgsstadionは、収容人数が16,485人となっており、この街の住民17,751人をほぼ全員を収容することができる。Aueは昨シーズン、Hannover 96に次ぐ7位でシーズンを終えていた。フォルトゥナとAueがこれまでに対戦した19試合の戦績は、フォルトゥナが13勝3敗3引き分けと圧倒的な結果を残している。なお、ここ最近での対戦は昨シーズンのドイツ杯2回戦となっており、そこでもフォルトゥナが2-1で勝利を収めている。

 

VfL Bochum

昨シーズンの順位:8位 / 監督:Thomas Reis / スタジアム:Vonovia Ruhrstadion

フォルトゥナは来シーズン、VfL Bochumとの”隣町クラブ対決”を控えている。 Castroper StraßeにあるVonovia Ruhrstadionまでの距離は51 kmで、車で約35分で到着することができる。昨シーズンの大半部分で降格の危機に晒されていたBochumだが、シーズン終盤に怒涛の追い上げを見せ、最終的にはリーグ8位でシーズンを終えることとなった。しかし来シーズンは、期限付き移籍の期間が終了となるJordi Osei-Tutuä(FC Arsenal)やManuel Wintzheimer(Hamburger SV)など、5人の選手がクラブを退団することとなっている。ちなみにフォルトゥナがVfL Bochumに最後に勝利したのは2017年となっており、Ihlas Bebouがロスタイム3分に2-1となる決勝ゴールを挙げていた。

 

SpVgg Greuther Fürth

昨シーズンの順位:9位 / 監督:Stefan Leitl  / スタジアム:Sportpark Ronhof

ブンデスリーガ2部に長期に渡り所属しているという意味を示す”Dino”ことSpVgg Greuther Fürthは、ブンデスリーガ2部でこれまで1092試合を経験してきている。そんなFürthは昨シーズン、勝ち点44点ポイントを獲得し、最終的にはリーグ9位でシーズンを終えていた。また、昨シーズンに所属していた選手のほとんどは、来シーズンも有効となる契約を結んでおり、現状でクラブを退団する選手は2人だけとなっている。

 

SV Sandhausen

昨シーズンの順位:10位 / 監督:Uwe Koschinat  / スタジアム:BWT-Stadion am Hardtwald

昨シーズンは2部リーグで10位という成績を収めたSV Sandhausenは、来季でブンデスリーガ2部にて連続9年目のシーズンを迎えることとなる。Uwe Koschinat監督率いるチームは昨シーズン、激しい降格争いから抜け出し、第32節の時点で2部残留を成し遂げていた。また最終節で、入れ替え戦への切符を掛けて戦ったHamburger SVを5-1で下した一戦は、皆の記憶に残っているに違いない。そして、昨シーズンで特に注目を集めたのがKevin Behrensだ。32試合で14得点をマークしたストライカーは、来シーズンもおそらくSV Sandhausenのユニフォームを身に纏い戦うことになるだろう。

 

Holstein Kiel

昨シーズンの順位:11位 / 監督:Ole Werner  / スタジアム:Holstein-Stadion

フォルトゥナにとって2020/21シーズンで最北部での戦いとなるのがHolstein Kielとの一戦だ。フォルトゥナのホームアリーナからHolstein-Stadionまでの移動距離は491kmとなっており、Kielは来シーズンのフォルトゥナ対戦相手マップで、4番目に移動距離が長いクラブとなっている。またKielは昨シーズン、2部リーグで勝ち点43ポイントを獲得し、SV Sandhausenに次ぐ11位でシーズンを終えていた。ホーム戦よりもアウェー戦で良い結果を残していた同クラブは、アウェー戦のみの順位表において、Arminia BielefeldとHannover 96に次ぐリーグ3位となっていた。その大きな要因として大活躍を見せたのが、フォルトゥナからの期限付き移籍となっているEmmanuel IyohaKielであり、29試合で9ゴールを挙げたストライカーはKielのトップスコアラーにもなっている。

 

SSV Jahn Regensburg

昨シーズンの順位:12位 / 監督:Mersad Selimbegovic  / スタジアム:Jahnstadion Regensburg

2019/20シーズンでは、第7節から第19節の期間で14位から5位の間を浮き沈みしていたSSV Jahn Regensburgだが、最終的には勝ち点43点ポイントを獲得し、12位でシーズンを終えることとなった。またRegensburgの移籍市場は、新加入選手が5人、退団する選手が5人と今のところ均衡している。ちなみに、フォルトゥナとRegensburgは過去これまでに4度しか対戦しておらず、これまでの戦績はフォルトゥナが3勝と勝ち越しているが、フォルトゥナが1部昇格を果たした2017/18シーズンでの一戦がここ最近の対戦となっており、そこではRegensburgを相手に3-4という苦い敗北を喫している。


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