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左サイドバックNiko Gießelmannとの3年契約が満了に
ここ数年間、多くのフォルトゥナファンは、試合当日のスターティングメンバー表が公開されると、誰がFWに起用されるのかということに注目していたかもしれない。それに比べ、左サイドバックに関しての問題が全く取り上げられなかったのは、Niko Gießelmannが不動の左サイドバックとして君臨していたからだろう。この夏、そんな28歳のGießelmannとの契約が満了となる。
フォルトゥナの選手として、ブンデスリーガ102試合の内88試合に出場したGießelmannは、今シーズンの第13節までは、左サイドバックとして全試合にフル出場を果たしていた。しかし、シーズン後半戦に入り、ベンチを温める時間が長くなっていた。
Greuther Fürthからフォルトゥナへやってきたハノーファー出身のGießelmannは、ブンデスリーガ1部昇格を成し遂げた2017/18シーズンにも、2試合(1試合は途中出場、1試合はイエローカードの累積)を除いて、全32試合に先発出場するなど、不動の左サイドバックとして活躍した。また、この出場時間こそが彼の安定感を示している。そして、ブンデスリーガ2部優勝を掛けた1.FC Nürnbergとの直接対決に、特別なモチベーションを持って挑んだ元FürthのGießelmannは、迎えた59分に同点弾となるスーパーゴールを挙げると、フォルトゥナは試合終了間際にKaan Ayhanのヘディングゴールで勝ち越し、ブンデスリーガ2部優勝を果たしていた。また、Gießelmannはピッチ外でも好評で、彼ほどInstagram上でファンと交流した選手は他にいなかった。
フォルトゥナは、Niko Gießelmannの3年間に渡るクラブへの貢献に感謝し、今後も公私ともに幸運が訪れることを祈っている。
この夏で契約満了となる選手らに別れを告げているフォルトゥナだが、一方で現在、数人の選手とは契約更新に向けての交渉を進めている。