セットプレーに要注意
#FCUF95 に向けたデータをチェック
Uwe Rösler監督は木曜日に行われた記者会見で、Union Berlinの持つセットプレーの強さに警笛を鳴らしている。これまでのデータを見てみると、ベルリンをホームタウンとするクラブが、セットプレーで高いクオリティーを持つことは明確だ。ここでは、フォルトゥナのブンデスリーガ2019/20シーズンの最終節となる、ベルリンのケーペニックにて行われるアウェー戦に向けたデータを記載する。
セットプレーの強さ:
Union Berlinのセットプレーの強さは、今シーズンのブンデスリーガでもトップクラスだ。これまでの”Eisernen”ことUnionの総得点である38得点の内、半分をセットプレーから挙げており、これはリーグ1位の数字となっている。さらに、最近はその比率が高くなっており、Unionはここ最近の9得点の内8得点をセットプレーから獲得している。
ゴールゲッター:
フォルトゥナのエースストライカーRouwen Henningsは、ホームで行われたFC Augsburg戦で、今シーズン15得点目をマークしている。これにより32歳のエースは、フォルトゥナの総得点36得点の内、42%を挙げていることとなる。この比率を持っている選手は、リーグの中でも他に存在しない。Unionにも信頼のおけるエースストライカーSebastian Anderssonがいる。しかし、今シーズンここまでで12得点を挙げていたスウェーデン代表のストライカーは、イエローカードの累積により、土曜日の試合には出場停止となっている。
警告の回数:
フォルトゥナは今シーズンここまでで、ブンデスリーガの中でも退場処分を受けていない唯一のクラブとなっている。一方でUnionは、今シーズンすでに5度の退場処分を受けており、Leverkusen(レッドカード6枚)だけがこの数を上回っている。また、イエローカードの警告に関しては、リーグ中堅に位置する”Eisernen”がこれまで65枚となっている一方で、フォルトゥナはすでに77枚と、SC Paderborn(79枚)に次いでリーグで2番目に多い数字となっている。
ホームタウンに帰省となる選手:
フォルトゥナのアタッカーSteven Skrzybskiはベルリン出身で、2000年から2018年までの18年間を”Eisernen”でプレーした経験を持つ。Unionのアカデミーからプロデビューを果たしたSkrzybskiは、トップチームで136試合に出場し、29得点をマークしている。また、MF Alfredo Moralesもベルリン出身であり、ユース時代はライバルクラブであるHertha BSCのアカデミーでプレーしていた。