「完全に集中している」

#F95BVB に向けたUwe Rösler監督のコメント

シーズン終盤となり、残りの4試合でフォルトゥナがブンデスリーガ1部に残留する為には、最後の2試合となるFC Augsburg戦とUnion Berlin戦で、どれだけ勝ち点を獲得できるかどうかが重要だと考えている人もいるだろう。一方で、リーグでもトップチームであるDortmundとLeipzigとの試合では、勝ち点獲得を予想していない人もいるかもしれないが、ただフォルトゥナのUwe Rösler監督はそうではない。

会見で、「我々は今は土曜日の一戦のことしか考えていません。その他の試合のことは考えていませんし、Borssia Dortmund戦だけに集中しています」と強調したRösler監督は続けて、「我々は土曜日に勝ち点を獲得できると信じています。フォルトゥナは昨シーズンにホームで、リーグ首位だったDortmundから勝利を挙げていますし、その事実だけでも土曜日に勝ち点を獲得する可能性があることを示しています」と述べている。

 

可能性がある一方で、難しい戦いになるのも熟知している指揮官は、「Dortmundは非常に多くのタレントを抱えていますし、彼らは試合を1人で決めてしまうことができる力を持っています」と話し、特に相手の攻撃陣に関しては、「それぞれに特徴を持った数多くの選手がいます。ディフェンスの観点から見ると、すべての選手に注意を払う必要があるので、1人の選手に集中することはあまり意味がありません」と強い警戒を口にしている。

 

ファンは多くは、勝たなくてはならなかったTSG Hoffenheim戦で引き分けてしまったチームが(2-2)、土曜日にどのようなパフォーマンスを見せてくれるのかに期待している。これに対しフォルトゥナ指揮官は、「我々のチームは悪い状況を改善する能力があります。もちろん土曜日は残念でしたが、日曜日には頭を切り替えてリカバリーを行いましたし、オフ明けの火曜日には皆が高いモチベーションを持って、Dortmund戦に向け徹底した準備を行えていました。こういった選手たちのメンタリティが、私にブンデスリーガ1部残留の望みを与えてくれます」とコメントしている。

 

また、土曜日のDortmund戦に向けたスターティングメンバーについて聞かれたRösler監督は、「Oliver Fink、Aymen Barkok、Zack Steffen以外は皆、コンディションが整っていますが、Adam Bodzekはご存知の通り、10枚目のイエローカードを受けたことで累積出場停止となっています」と多くのオプションがあることを示唆している。

フォルトゥナ指揮官は、土曜日までにこの大一番に挑むベストメンバー11人を選び抜き、昨年同様のような結果を見せて欲しい。