ROUWEN HENNINGSとADAM BODZEKが記録を樹立
HOFFENHEIM戦で記念すべき日を迎えたベテランの2人
Adam BodzekとRouwen Henningsの2人は、土曜日にホームで行われたTSG Hoffenheimとの試合で、それぞれの記念すべき日を祝うこととなった。Bodzekはフォルトゥナでの公式戦250試合出場(資料:transfermarkt.de)を達成し、Henningsはフォルトゥナでの公式戦50得点目を記録したことになる。しかしこの2人にとって、ホーム戦勝利の方が重要であったことは言うまでもない。
2011年1月にMSV Duisburgからフォルトゥナに加入したAdam Bodzekは、中盤の底で副キャプテンとして、闘志溢れるプレーでチームを牽引してきた。Hoffenheimとの試合に出場したことで、フォルトゥナでの公式戦250試合出場という特別な記録を達成することとなったベテランMFは、これまでブンデスリーガ1部での75試合に加え、ブンデスリーガ2 部では161試合、またドイツ杯でも12試合に出場している。なお、この記録にはHertha Berlinとの2試合の入れ替え戦も含まれている。
2-2となったHoffenheim戦後、勝ち点3点を獲得できなかったことについて34歳のBodzekは、「勝利できなかったことは非常に残念です。数多くのチャンスはありましたが、シュートがことごとく相手ディフェンスに阻まれ、得点を挙げることができませんでした。しかし我々は、獲得した勝ち点1点を結果として受け入れます。残りの4試合では何が起こるかわかりません」とコメントしている。
それを理解しているRouwen Henningsも、「もちろん次の2試合には大きな壁が待ち受けていますが、Dortmund戦とLeipzig戦でも勝ち点獲得を試みます」と述べ、続けて昨シーズンを振り返ったエースストライカーは、「Dortmundとのホーム戦では勝利を収めましたし、アウェーLeipzigでも勝ち点1点を獲得しました。我々はしっかりとゲームプランを練り、90分間粘り強く戦わなければなりません」とコメントしている。
また、土曜日に行われた試合で先制点(1-0)を挙げたことにより、フォルトゥナでの公式戦50得点目を達成した34歳のストライカーが、強豪クラブからも連続得点を挙げることができれば、更なるサプライズになることは間違いない。HenningsはHoffenheim(2-2)との一戦で、フォルトゥナでの129試合出場となったが、続けて自身51得点目もマークしている。なおHenningsは、ブンデスリーガにて今シーズンここまでで14得点、昨シーズンは7得点を挙げたことに加え、ブンデスリーガ2部では22得点、またドイツ杯では8得点を挙げる活躍を見せている。
ちなみに、ブンデスリーガでのシーズンでHenningsよりも得点を多く挙げているフォルトゥナの選手は、Thomas Allofs(1990/91シーズン、15得点)のみとなっている。