「良い戦いをするだけでなく、結果を残さなくてはならない」
#F95TSG に向けたUwe Rösler監督のコメント
今シーズン終了まで残り5試合となり、1部残留を掛けたラストスパートに突入するフォルトゥナは、土曜日の午後にホームのアリーナで行われるHoffenheimとの一戦で、何としてでも勝ち点を獲得しなければならない。Uwe Rösler監督は、試合前の画面を通じた記者会見でそのことについて強調している。
ブンデスリーガが再開してからというもの、ホームのチームが問題を抱えている傾向にある。それにはもちろん、ファンのサポートが欠けていることが大きな原因であるということは言うまでもない。これに対し、「残念ながら視聴者は、会場にエモーショナルな雰囲気を作り出すことはできません。しかし我々は、Schalke戦で成功したように、今回も自らが気持ちを奮い立たせなければなりません」と述べるRösler監督は、無観客のスタジアムでもなお、ホーム戦が有利であることを強調し、「ここは我々のホームスタジアムであり、我々のホームタウンです。もちろんホームで戦う方が良いに決まっています」とコメントしている。
延期されていた試合が今週行われ、全てのクラブの消化試合数も揃ったことで、今週末からブンデスリーガ1部(全18クラブ)は2019/20シーズンの終了に向けてラストスパートに入る。
フォルトゥナが1部リーグに残留するために、あと何ポイントの勝ち点が必要になるかと聞かれた指揮官は、「残念ながら、私は学校で数学の基礎授業しか受講していませんので、残りの試合の結果を数学に基づいて予想し、必要となる正確なポイント数を算出することはできません」と笑みを浮かべる。
ただ、水曜日の夜にEintracht FrankfurtがアウェーBremenにて勝利を収めたことが、フォルトゥナにとって好都合であったことは明らかである。この試合に対しRösler監督は、「私もこの試合を観戦しました。この結果をポジティブに受け入れ、その後は再びHoffenheimとの一戦に向け集中しています」とコメントしている。
また、今節フォルトゥナが迎え撃つ相手について、「素晴らしい技術を持つチームですので、彼らのサッカーをさせてしまうとその良さが出てしまいます。ですから我々はそうさせないような戦い方をするつもりです」と答えたフォルトゥナ指揮官だが一方で、「我々は良い戦いをするだけでなく、結果を残さなくてはなりません。そのために自らがボールを保持し、主導権を握りたいと考えています」と自身のチームに対し、守備的な部分だけを求めているわけではないことも強調した。
なお、Zack SteffenとMarcel Sobottkaは引き続き負傷離脱する一方、前節のFC Bayernとの試合では筋肉の負傷により欠場を余儀なくされていたKaan Ayhanは、すでにチーム全体練習に復帰している。Rösler監督はトルコ代表センターバックについて、「彼の状態は万全です」とHoffenheim戦を前に朗報を伝えている。
その中でも、特に指揮官から称賛を受けているのは、長期に渡り負傷離脱していたDawid Kownackiだ。フォルトゥナ指揮官は、このポーランド代表アタッカーについて、「彼はここ2週間のトレーニングで良いプレーを見せていますし、良いトレーニングを続けていれば、いつかまた試合のメンバーに入ることとなります。それが土曜日の試合になるかどうかは、まだここで述べることはできません」とコメントしている。