「みんなのハードワークが報われた」
現在ゴールを量産するKenan Karamanにフォーカス
Uwe Rösler監督率いるフォルトゥナは、水曜日の夜に行われたFC Schalke 04との対戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、チームの実力を証明して見せた。そしてそれは現在好調を維持するKenan Karamanにも言えることだろう。トルコ代表ストライカーにとって、決して思い通りにはいかなかったシーズンではあるものの、ここ最近の5試合で5得点とシーズン終盤に目覚しい活躍を見せている。
2019/20シーズン開幕戦、アウェーのWeserstadionで行われたWerder Bremenとの一戦で、フォルトゥナに貴重な追加点をもたらし、今シーズン初得点を獲得したKenan Karamanだが、華々しいスタートとは裏腹に、それ以降は思うような結果が残せないでいた。第2節から第8節までの全試合に出場したKaramanだが、無得点の時間が続き、さらに10月から2月にかけては長期に渡る肺炎のため、安静を余儀なくされていた。
そんなKaramanだが現在は、ここ最近の5試合で5得点と明確な結果を残しており、以前よりも相手チームにとって脅威となるゴールゲッターへと成長するなど、完全復活を遂げている。
例えそれが直接的に勝利へ繋がっていないとしても、彼のゴールなくして”最近6試合無敗”という結果には至らなっただろう。また、Karamanはブンデスリーガにて自身の最高得点記録を更新しており、すでに過去の成績(2015/16シーズン、2018/19シーズンはともに3得点)に比べて倍の得点をマークしている。
試合後には、チーム一丸となって久々のホーム勝利を収めることができたことに喜びを見せたKaramanは、「今日の勝利のために、みんなが本当にハードワークをしましたし、それが勝ち点3ポイントを獲得するという形で報われました。特に1点ビハインドから逆転することができたことは、チームにとって非常に評価できることではないかと思います」とコメントしている。
また、現在のフォルトゥナから勝利することは容易でないことを強調し、「この数週間見せてきた我々のサッカーが続けられれば、フォルトゥナは間違いなく来シーズンも1部リーグで戦っていけると確信しています」と自信を見せる。もし、それが現実となる場合、フォルトゥナのストライカーの得点は大きな役割を果たすことになるであろう。