「決して降格チームのような戦いはしていない」
FC Schalke 04戦後の各コメント
フォルトゥナはノルドラインヴェストファーレン対決となったFC Schalke 04との一戦に2-1で勝利し、残留争いにおいて非常に重要な勝ち点3ポイントを獲得した。試合後の各コメントはこちらから。
フォルトゥナUwe Rösler監督:
「前半のボール支配率が75%だったことからもわかるように、我々は明らかに試合を優位に進めることができていましたが、後半に入り少しリズムを失うと、その中で失点をしてしまいました。(2点のリードを終了間際に追いつかれてしまった)1.FC Köln戦のあとですので、多くの人ががっかりしたであろうことは想像できますが、それでもその中で我々の選手たちは、落ち着きを失わず、すぐに試合に戻っていきました。私は常々言っていることですが、我々は決して降格するようなチームの戦いはしていません。我々から勝利することは、Schalkeのようなチームにとっても容易なことではないのです。諦めずに戦ってくれた選手に最大の賛辞を送りたいですし、その姿勢が報われる勝利だったと思います」
FC Schalke 04 David Wagner監督:
「この結果は非常に残念です。今日のフォルトゥナは非常に良いチームでしたが、そのような相手に対し、我々も非常にコンパクトなディフェンスをし、危険なシーンは決して多くは作られなかったとは思っています。一方で攻撃面では2つの大きな決定機を掴み、そのうちの1つを決めて先制に成功しました。しかし最終的には2度のセットプレーから失点を喫し、試合に敗れる結果となりました。フォルトゥナの勝利については、賛辞を送りたいと思います」
Rouwen Hennings:
「我々は新型コロナウィルスによる中断に入る前も含めて、すでに多くの試合で勝利まであとわずかという戦いができていました。そういう中で勝利という結果を出すことができたことは、我々にとっては非常に重要なことでしたし、特に失点してからの逆転で勝利できたということは、チームが一丸となって戦えたことを意味していると思います。これまでの試合でも決して悪くない戦いをしていたとは思いますが、今日は今まで以上に終盤に失点をしないように最後まで集中していました。個人的にも2020年に入って初ゴールを記録できたことは嬉しかったです」
Kenan Karaman:
「今日の勝利のために、みんなが本当にハードワークをしましたし、それが勝ち点3ポイントを獲得するという形で報われました。特に1点ビハインドから逆転することができたことは、非常に評価できることではないかと思います。試合前からSchalkeがセットプレーに問題があることは分かっていましたが、そのウィークポイントをうまく活かして得点を挙げることができました。今日は90分間を通じてしっかりと試合をコントロールできましたが、Schalkeのようなチームを相手にそれだけのパフォーマンスを見せられるということは、我々がブンデスリーガに残留できるという証拠でもあるはずです。この数週間見せてきた我々のサッカーが続けられれば、フォルトゥナは間違いなく来シーズンも1部リーグで戦っていけると確信しています」