悪い流れを立ち切るチームはどっちだ
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水曜日の夜にデュッセルドルフのアリーナで、何としてでも勝利を掴み取りたい両クラブが激突する。フォルトゥナはホームでは第17節以降は白星がないが、一方のFC Schalke 04も第18節を最後に完全に勝利から見放されている。NRW(ノルドラインヴェストファーレン)を本拠地とするクラブ同士の対決に向けた、これまでのデータはこちらから。
引き分けが続くフォルトゥナ:
フォルトゥナはここ最近の5試合では黒星がない。この数字はブンデスリーガでは、2012/13シーズンの開幕から6戦負けなしとなった以来となるが、一方で引き分けの試合が多いため、この5試合での獲得勝ち点は7ポイントに留まっている。
またUwe Rösler監督はフォルトゥナの指揮官に就任後、8試合で6度引き分けている。これにより51歳指揮官は、ブンデスリーガにて最初の8試合において6度の引き分けを記録した2人目の監督となる(もう1人は、2011年にHamburg SVの指揮官を務めたThorsten Fink監督)。
勝利が欲しい両クラブ:
ここ最近で調子を落としているSchalkeは、過去9試合で勝利がない(4引き分け、5敗)。”Knappen”ことSchalkeにとって、これだけの期間において勝利がないのは1997年以来であり、その際にはなんと11試合連続で勝利がなかった。
一方のフォルトゥナも、ホームでの勝利を待ち望んでいる。今年に入ってからというものフォルトゥナは、まだホームのアリーナで勝利を挙げることができていない(3引き分け、2敗)。
不調が続くSchalke:
現在、ブンデスリーガの中でもSchalkeほど勝利から見放されているクラブは存在しない。攻撃とディフェンスの両面で問題を抱えているDavid Wagner監督率いるチームは、過去9試合でたったの2得点しか挙げていないだけでなく、ディフェンス面においてはここ最近の5試合で16失点を喫しており、これはそれ以前の12試合における失点数と同じとなる。なお、現時点での失点数は、すでにクラブ最多失点記録となっている。
Schalkeでの過去を持つ5選手:
フォルトゥナのトップチームには、Schalkeでの過去を持つ選手が5人存在する。センターバックKaan AyhanとMF Marcel Sobottkaは共にゲルゼンキルヒェン出身。また現在、Schalkeからの期限付き移籍中である、オフェンス陣のBernard TekpeteyとSteven Skrzybski。そしてGK Tim Wiesnerも、Schalkeのユースアカデミーに所属していた経験を持つ。
反対に、デュッセルドルフのファンにはお馴染みのBenito RamanがMerkur Spiel Arenaに戻ってくる。2017/18シーズン、2018/19シーズンの2年間をフォルトゥナでプレーしたベルギー代表のアタッカーは、去年の夏にSchalkeへ移籍している。
ドイツ選手権決勝の相手:
1933年6月11日に行われたドイツ選手権の決勝戦で、Paul Janes擁するフォルトゥナはSchalkeを3-0で下し、優勝している。なお、当時のSchalkeにはクラブのレジェンドでもあるFritz SzepanやErnst Kuzorraなどが出場していた。