「立ち止まることなく前進する」
UWE RÖSLER監督がポッドキャストの”ROT & SCHWEISS”の新シリーズに登場
Uwe Rösler監督はプロサッカー界において激動のキャリアを積んできた。マンチェスターではレジェンドプレーヤーになり、様々なクラブで監督として成熟し、現在はブンデスリーガで指揮を執っている。今回そんな51歳の指揮官が、1.FC Kölnとの試合の前にOliver BendtがMCを務めるフォルトゥナオリジナルのポッドキャスト”Rot & Schweiß”に登場し、自身のこれまでのキャリアや現在のデュッセルドルフでの挑戦について詳しく語っている。
DDFオーバーリーガ(旧東ドイツのプロ1部リーグ)lの時代に、選手としてLokomotive Leipzig、Chemie Leipzig、Dynamo Dresden、1.FC Magdeburgを渡り歩き、真のストライカーに成熟したUwe Rösler監督は、その後マンチェスターで”第二の故郷”を見つけることなる。
Rösler監督は、「Manchester Cityは常に闘志のあるクラブでした。そこでは闘争心を見せて戦う選手が求められていましたので、私も全力で戦いました。今でも当時の感覚が残っています。マンチェスターでの時間は、サッカー選手としてもプライベートでも最も素晴らしいものでしたし、今でもそこに大切な友人や多くの知り合いがいます」と説明している。
そんな中、突然のがん宣告を受けたことがきっかけとなり選手の引退を決断、その後は指導者の道に専念することとなる。そして監督として、スカンディナヴィア半島やイングランドで経験を積んだRösler監督は、今年の年始にドイツに帰国し、フォルトゥナの指揮官として大きな挑戦に立ち向かっている。
「チームやスタッフが私をすぐに受け入れてくれたことには、ポジティブに驚きました。そして我々は状況を安定させ、立ち止まらず前進してきました。もちろん、今よりさらに大きく前進できるチャンスがあったことはチーム全員が理解しています」と述べるRösler監督は、「私はフォルトゥナと共に1部リーグに残留するためにここへ来ました。これを成し遂げることができれば、それは誰もにとっても大きな成果となるでしょう」とコメントしている。
なお、これよりこのインタビューの完全版がクラブのHPやSpotifyチャンネルから試聴可能となっているほか、そこではフォルトゥナオリジナルのポッドキャストの全エピソードが試聴でき、Thomas Röttgermann会長やOliver Fink、Alfredo Moralesなど数々の選手もゲストとして登場している(ただしポッドキャストは全てドイツ語)。