激しい試合となることは必至か
#KOEF95 に向けたデータをチェック
日曜日にRhein-Energie-Stadionにて行われるラインダービーは、激しい戦いになることが予想される(18:00キックオフ)。一方、感情的になるダービー戦では、時に冷静になり過去の対戦成績やデータを振り返ることで、見えてくるものがあるかもしれない。そこで、1.FC Kölnとのアウェー戦に向け、これまでのデータを以下に記載していく。
警告の数:
日曜日の夜は、今シーズンここまでイエローカードの警告数が最も多いフォルトゥナ(65枚)とKöln(63枚)が激突する。実際に、前節の試合で今シーズン10枚目の警告を受けたセンターバックのKaan Ayhanは、今節は累積出場停止となっている。なお、ブンデスリーガにおいてAyhanよりも多く警告を受けている選手は、SC PaderbornのKlaus Gjasula(13枚)のみである。
得点力:
Kölnはここ最近の12試合、毎試合で得点を挙げている。これは1994年の8月から11月の連続得点記録に次ぐ数字となる。一方フォルトゥナも、Uwe Rösler監督就任後は毎試合で最低でも1得点を挙げていたが、前節のPderborn戦(0-0)で連続得点が途切れてしまった。この試合では4度にも渡りポストやバーにゴールを阻まれることとなったが、この数字はKölnが今シーズンこれまでにポストやバーに直撃したシュートと同じ数となっている。
攻略困難なチーム:
フォルトゥナはブンデスリーガにおいて、ここ最近の4試合で敗戦がなく、Rösler監督が就任してからの敗戦はBorussia MG戦のみとなっている。ただし、良い試合展開を見せるも勝ちきれない試合が多いフォルトゥナは、ここまで7試合の内、5試合で引き分けている。
セットプレーに要注意:
Kölnが攻撃力を持つチームであることは明確だが、Florian Kastenmeierを含むフォルトゥナの守備陣は、特にセットプレーには気をつけなければならない。セットプレー(16得点、リーグ1位)、コーナーキックからの得点(11得点、リーグ1位)、ヘディングゴール(12得点、リーグ1位)、なおコーナーキックからの得点は12本につき1点という計算になる。このデータからも、Kölnがセットプレーにおいて、リーグでもトップスコアを叩き出していることが見て取れる。
古巣対決となる選手:
Michael RensingとSimon Teroddeは共に、ライバルチームに所属していた過去を持つ。フォルトゥナGKは、2010/2012シーズンで1年半に渡り"Effzeh”ことKölnでプレーし、ブンデスリーガ49試合に出場している。また、2009年にMSV Duisburgからフォルトゥナへ半年間のレンタル移籍となったTeroddeは、3部リーグで8試合に出場し、1得点を挙げている。
両クラブの歴史:
フォルトゥナとKölnは1978年から1980年の3年間で、2度に渡りドイツ杯の決勝戦で激突している。なお、ドイツ杯決勝や過去その他の歴史的ダービー戦についてはこちらから。