「自ら気持ちを奮い立たせる」
#KOEF95 に向けたUwe Rösler監督のコメント
1.FC Kölnとのダービー戦を前に記者会見へ挑んだUwe Rösler監督は、前節のPaderborn戦前と同様、画面を通してジャーナリストからの質疑応答を行った。フォルトゥナ指揮官は例え無観客であるとしても、「ダービーであることに変わりはない」と答えている。
記者会見の冒頭で、「例え無観客であっても、ダービーであることに変わりはない。これはKölsch(ケルン醸造ビール)対Alt(デュッセルドルフ醸造ビール)の対決だ。私はAltの方が美味しいと思うがね」と切り出したUwe Rösler監督は、「今週、通常通りのトレーニングができたことは良かったと思う。またKölnを分析する時間も十分にあったことで、我々はゲームプランを練ることができた。もしそれを上手くピッチ上で表現することができれば、勝ち点を獲得するチャンスは十分にあるだろう」とコメントしている。
本来なら、両クラブサポーターによる特別な雰囲気の中で行われるラインダービーだが、今週の日曜日はそれがないことに対してRösler監督は、「無観客となることで、我々は自ら気持ちを奮い立たせなければならない。そのためには、いかに自身のモチベーションを高められるかが重要になってくる。つまりそれは自分たち次第ということだ」と述べている。
ダービーの雰囲気に関して、自身が選手としてManchester Cityに所属していた時代に、Manchester Unitedとのシティーダービーを経験しているアルテンブルグ出身の指揮官は、「ダービーは常に特別なものだ。私はUnitedとの4度に渡るダービー戦で3得点を挙げたよ。しかし残念ながら1度も勝つことはできなかったけどね」とイングランドで過ごした時間を振り返った。
そして今、ラインダービーがフォルトゥナ指揮官を待ち受けている。また、去年の11月にKölnの指揮官に就任したMarkus Gisdol監督にとっても、これが初めてのラインダービーとなる。そのためRösler監督は、前期に2-0でフォルトゥナが勝利を収めたことについては、「あの試合からはすでに状況が変わっている」と、今回の試合には特に大きな意味を持たないことを強調している。
選手状況について、センターバックのKaan Ayhanがイエローカード10枚の累積による出場停止となったことで、スターティングメンバーの変更を余儀なくされるRösler監督は、「Zankaが代わりを務める。このような重要な試合で出場のチャンスを掴むことになる彼のパフォーマンスに期待している」と述べている。
また攻撃陣に関しても、「Dawid Kownackiが怪我から復帰し、今週の試合メンバーに入る可能性がある」と朗報を伝え、会見を終えている。