中央大学がフォルトゥナの“COLLEGE PARTNER”に
この契約により日本の大学生がフォルトゥナで研修プログラムを受けられることに
フォルトゥナ・デュッセルドルフは更なる国際化に向けて、非常に重要な一歩を踏み出すこととなった。デュッセルドルフをホームタウンとする伝統クラブは、中央大学と日本における初めてのリージョナルパートナーとして、COLLEGE PARTNER(カレッジパートナー)契約を締結した。なお契約期間は2年となり、同大学の学生はフォルトゥナで1週間の研修プログラムを受ける機会を得ることになる。
中央大学の商学部は2019年度からスポーツビジネスのプログラムを新設しており、このパートナーシップを締結したことにより、そのプログラムの中にさらにフォルトゥナ・デュッセルドルフと提携した講座を設けることが可能となる。
またこのパートナーシップを通じ、最大で10人の学生がフォルトゥナでの1週間の研修プログラムに参加することになる。この研修では、クラブのフィロソフィーや戦略マーケティング、チケッティング、CSR活動、ファン対応、ユースアカデミーについてなど、サッカークラブの経営における様々なノウハウを、それぞれの部署の担当者から学ぶだけでなく、フォルトゥナのホームタウンであるでデュッセルドルフ市の市庁舎やクラブとパートナーシップを結ぶ日系スポンサー企業を訪問し、フォルトゥナを支援する意義や意味を伺う機会も提供される。そして研修の最後には、ユースアカデミーチームの試合を視察するだけでなく、トップチームが所属するブンデスリーガのホーム試合では、試合運営を学ぶこととなる。
なお、このパートナーシップの契約期間は2020年4月1日からの2年間となり、現地ではクラブの日本デスクスタッフがすべて日本語で対応していく。
クリスティアン・コケ フォルトゥナマーケティング役員:
「このパートナーシップを通じ、我々は更なる国際化に向けての新たな一歩を踏み出すこととなります。日本との友好関係は我々にとって非常に重要なテーマであり、中央大学と新しい関係性を築くことにより、日本の方々とこれまで以上に積極的な交流をしていくことができるようになることを誇りに思います。デュッセルドルフにお越しいただき、我々のクラブで1週間の研修プログラムへ参加される学生の皆さんにお会いできることを楽しみにしています」
渡辺岳夫 中央大学理事兼商学部長:
「フォルトナ・デュッセルドルフと提携したことで、新しい講座を設けることができたことを心より嬉しく思っています。中央大学の学生たちは、フォルトナでの研修を通じて、世界でも最先端のサッカービジネスの一端に触れることができます。その経験は、個々の学生の成長に大きく寄与するとと同時に、今後の日本のスポーツ・ビジネスの発展のために活かされることになるでしょう」