Bericht

2020/05/14 | ニュース

「期待感がある一方、不確かなこともある」

#F95SCPに向けたUwe Rösler監督のコメント

木曜日の午後、ブンデスリーガの試合前に行われる恒例の記者会見に挑んだUwe Rösler監督は、土曜日に行われる残留を掛けたSC Paderbornとの重要な一戦についてコメントしている(15:30キックオフ)。なおこの会見は現在の状況を考慮し、会見場には人を入れず、ジャーナリストらは画面を通してフォルトゥナ指揮官への質疑応答を行った。その中で無観客試合について心境を聞かれたRösler監督は、「期待感がある一方、不確かなこともある」と答えている。

会見の冒頭に「試合当日がどのように進行されるのか、まだ正確に想像できないし、キックオフ直前の気持ちもまだ想像できない」と切り出したUwe Rösler監督だが、それでもSC Paderborn戦に向けて、「チームはこの現在の状況の中でもとても良い状態にある。この一戦が非常に重要であることは誰もが自覚しているし、我々は対戦相手をしっかりと分析し、どのように攻撃を仕掛けていくかについて、チームでも共有できている」と期待感を見せている。

 

しかし、この一戦に向けたスターティングメンバー11人はまだ明確となっておらず、「まだいくつか決定していないポシションがある」と述べた指揮官だが、特にディフェンシブMFについては、「Marcel Sobottkaはコンディションが上がってきているし、練習でも良いパフォーマンスを見せている。しかしAdam Bodzekもチーム練習に復帰し、今のところ非常に良い状態であり、それはAlfredo Moralesについても同じことが言える。それにより必然的にスターティングメンバーのポジション争いは激しくなっている」とコメントしている。

一方で現在、このポジション争いから離脱となるのは以下の4選手。Dawid Kownacki、Bernard Tekpetey、Zack Steffenは負傷の影響もあり土曜日の試合には間に合わず、キャプテンOliver Finkは家族の事情により、チームが滞在しているホテルから離れることとなったため、今週の試合は欠場することが決定している。

 

そしてRösler監督は、「今までに誰も経験したことのないような状況をどのように対処するかは人それぞれだが、我々はそれを理解してあげなくてはならない。だからこそ私は、この状況でも自らをコントロールし、コンディションを上手く整えられている選手を、ピッチに送り出そうと思っている」と土曜日に重要となるのはメンタル面であることを強調している。

またこの特別な状況において、選手たちは衛生管理について定期的な情報提供が義務付けられていることについて指揮官は、「チームがホテルに滞在している時間を有効利用し、衛生管理についても選手たちに徹底することを伝えている。我々は選手たちに最新の情報を提供しているが、この件に関しては今夜、もう一度最後のミーティングを行うことになっている。それが終わればサッカーだけに集中する」と話し、会見を終えている。

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