125周年記念日を特別な形で祝福することに
オンラインメッセージボード、バンドLIVE、そして花火で締めくくり
フォルトゥナは新型コロナウイルスによる接触禁止の状況下の中でも、クラブ創立125周年記念日の祝祭を打ち切りにはしなかった。それどころか多くのファンからのクリエイティブな祝福や、デュッセルドルフ周辺での数多くのアクションにより、素晴らしい1日を送ることとなった。ブンデスリーガで2番目に歴史の長いクラブであるフォルトゥナの、125周年記念祭がどのように遂行されたかを以下に記載する。
記念すべき日のスタートとして、早朝の日の出前にはライン川の河川敷に、印象的な赤く光る”125 Jahre Fortuna Düsseldorf”の文字が浮かび上がった。
またフォルトゥナのファンからは、赤と白で装飾された家並みやバナー、フォルトゥナのユニフォームを着た人々、またフォルトゥナの服を着たペットなど、1000を超える本当に様々なアイデアの祝福投稿が125周年記念サイトに寄せられた。
さらにフォルトゥナのインスタグラムにも、#Fortuna125 のタグ付けで投稿された数百ものストーリーが寄せられ、その中から素晴らしい投稿はフォルトゥナオフィシャルアカウントで共有された。このようにしてフォルトゥナは、大きな(バーチャルでの)記念祭を祝うこととなった。
同時に、午前に行われたライブチャットでは、フォルトゥナのThomas Röttgermann会長とBjörn Borgerding監査役会会長が、デュッセルドルフ市民からの質問に答えた。このライブチャットに同席したThomas Geisel市長も含めて、主なテーマはクラブの長年の歴史と街の繋がりについてとなったが、現在のコロナパンデミックがサッカーに及ぼす影響についても議論された。
そして、誕生日パーティーで欠かせないものといえば、誕生日ソングである。それより、12:00には市庁舎広場にてウィンドウコンサートが行われ、Bernd Peter Fugelsang氏の指揮の下、Camerata Louis Spohr(編曲:Frank Scholzen)が演奏され、数多くのフォルトゥナファンがクラブのFacebookオフィシャルアカウントで、このライブストリームを視聴した。なお、このビデオはまだ視聴可能となっている。
続いてはデュッセルドルフ市庁舎の裏に位置するフォルトゥナオフィシャルファンショップのアルトシュタット店がハイライトに。当店は数週間に渡る改装工事を経て、華々しいリニューアルオープンとなり、ここではすでに125周年の特別コレクションが一部のファンのお目にかかることとなった。もちろん開店の際には、規定された衛生規制の下で行なわれた。
テーマはデジタル上に戻るが、特にインスタグラムには元フォルトゥナの選手たちからの祝福投稿が数多く寄せられた。例えば、90年代に7年間フォルトゥナでプレーしたDarko Drazicを始め、Ahmet Cebe、Kai Schwertfeger、Johannes van den Bergh、Fabian Giefer、Maximilian Beisterらからお祝いのメッセージが届いただけでなく、Dodi Lukebakio、Bruno Soares、Michael Liendl、Julian Schauerteらも、”launischen Diva(気まぐれな歌姫)”の記念日を祝う祝福投稿を行った。
また現在U17チームの監督で、過去にトップチームで長らくプレーした選手であるJens Langenekeも、インスタグラムのストーリーで2006年5月にフォルトゥナと自身が最初に契約をしたときの特別な写真を投稿した。
そして夜には、ドライブインシネマで”Forutuna Legenden(フォルトゥナのレジェンドたち)”が大スクリーンで上映され、この舞台ではスタジアムMCとしてもお馴染みのAndré Scheidtがこの夜中の豪華なプログラムの司会進行を行い、ハイライトには壮大な花火がこの記念日を締めくくった。
フォルトゥナはこの難しい状況の中、デュッセルドルフの街やパートナー、そしてファンの皆様の協力により、このように特別な形で125周年の記念日を素晴らしい一日にすることができたことに心から感謝をしている。ダンケシェーン!