フォルトゥナ・デュッセルドルフ役員会はFriedhelm Funkel監督を解任
チームの状況を受けて決断することに
フォルトゥナ・デュッセルドルフは水曜日の朝、Friedhelm Funkel監督を解任することを決断した。クラブはチームの状況を受けて、指揮官の職を解く決定を下した。
Friedhelm Funkel氏は2016年3月にフォルトゥナの監督に就任し、これまでに138試合を指揮してきただけでなく、その中ではブンデスリーガ1部昇格、そして1部リーグ残留を果たしてきた。
なお、水曜日の午前に行われるトレーニングは、Thomas Kleineアシスタントコーチが取り仕切ることになる。
今回の決定についてLutz Pfannenstielスポーツ役員は、「我々は誰もがブンデスリーガの2シーズン目が難しいものになり、そして残留争いに身を置くことになるであろうことは分かっていた。しかしここまでのチームの結果を見る限り、このままでは残留に必要な勝ち点を獲得することはできないという判断に至った。これまでに18得点しか挙げることができておらず、リーグで最も低い得点力となっているだけでなく、40失点という数字はリーグの中でも3番目に多い数字だ。これらのデータを踏まえて、このままではリーグ残留を果たすことができないと判断し、このタイミングで決断を下すこととなった」と説明している。
また「この決断を下すのはもちろん非常に難しいものだった。そのために数日をかけて分析を行った。フォルトゥナ・デュッセルドルフというクラブは、Friedhelm Funkel氏から本当に多くの恩恵を受けた。彼はフォルトゥナを3部降格の危機から救い、そしてブンデスリーガ1部まで引き上げてくれた。加えて彼は、どんなときも冷静に誠意を持って任務に取り組み、その人間性を以ってクラブの内外に向けて素晴らしい環境を作り上げてくれた。フォルトゥナはそういった多大なる貢献に最大の敬意を示すと共に、これからも彼に感謝していきたいと思っている」と続けている。
フォルトゥナ・デュッセルドルフはクラブスタッフ一同、Friedhelm Funkel氏のこれまでの長きに渡る多大なる貢献とのその情熱に心から感謝している。