Bericht

2020/01/23 | ニュース

ユース年代の子供達に向けた第1回ブラインドサッカーミニトーナメントを開催

フォルトゥナから参加した選手らも好パフォーマンス

FC St.Pauliは先週末、14歳以下のユース年代の子供達を対象に、第1回ブラインドサッカーミニトーナメントを開催した。この大会にはフォルトゥナに所属する選手らのほか、主催クラブのFC St.Pauli、Borussia Dortmund、Werder Bremenに加えて、Blista Marburgのチームが参加した。

フォルトゥナからはフィールドプレーヤーとしてKarlo Bremer(11歳)とFelix Wecker(11歳)が、そしてAntonia Bremer(13歳)がゴールキーパーとして参加し、Sinisa Nedeljkovic氏とCedric Giesen氏がコーチングスタッフとして同行することとなった。

 

ミニトーナメントのルールは、各チームより10歳から14歳のフィールドプレーヤーが2人とゴールキーパー1人、そしてゴール裏にガイド(コーラー)が付くことになる。試合時間は短く7分×2の総当たり戦で、コートは18×12mで行われた。

 

2019年の夏よりチームとしての活動がスタートしたフォルトゥナの選手たちにとっては、この日が初めての試合となり、他のチームとの力を試す貴重な機会となった。3人の主役たちは大会を通じて素晴らしいパフォーマンスを披露し、結果は2勝1敗1分の大健闘を見せた。

 

ブラインドサッカーブンデスリーガのチームであるBorussia Dortmund、Blista MarburgとSt.Pauliに加えてWerder Bremenとフォルトゥナの選手たちは、お互いに全力でプレーし、「VOY!(ボイ)」と声を上げながら、サイドフェンスに囲まれたピッチの中でガラガラボール(音の鳴る特殊なボール)を追いかけ、ブラインドサッカーに熱中した。

 

今回の大会は初めてのイベントとしては大成功を収め、素晴らしいスタートを切っただけでなく、今後様々なところで、今回に続く大会の開催を熟考するモチベーションやキッカケにもなった。

 

なお、今後の模範ともなるこの大会の開催に尽力し、実現させたFC St.Pauliとその優勝監督でもあるWolf Schmidt氏に感謝すると共に、この大会に参加した子供達にとっても、「最高にクールだったよ。ゴールを決めるのはすごく楽しい(Karlo Bremer)」、「忘れられない1日になった(Felix Wecker)」とコメントしているように、非常に良い経験になったようだ。

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