「我々は強い精神力を持っている」
SV Werder Bremen戦に向けたFriedhelm Funkel監督のコメント
今週末からいよいよブンデスリーガが再開する。約1ヶ月に及んだウィンターブレイクを経て、後半戦がスタートすることになるが、フォルトゥナはその初戦で順位が拮抗するチームと対戦することになる。このSV Werder Bremenとの対戦を前に、Friedhelm Funkel監督は「もちろん非常に重要な試合であることは間違いないが、そのあとに控える残り16試合も、同じように大事な意味を持つ」コメントしている(土曜日、15:30キックオフ)。
Funkel監督はウィンターブレイクに言及し、「短かったがブレイク期間があったことで、どのチームも良い準備ができた。ほかのヨーロッパの各国のリーグに比べると、我々は数日間だったがオフを取れたし、その後は短い準備期間ではあったが、しっかりとトレーニングを積むことができた。それを土曜日のBremen戦でピッチの上で表現できるように努力したいと思っている」と話している。
経験豊富なFunkel監督にとっても、メンバー入りする選手、そしてスターティングメンバー入りする選手についての決断を下すことは、決して容易なことではない。「(決断を下すことは)ときに苦しみを伴うこともある。がっかりする選手が出てきてしまうことは仕方がないことだ。しかしそういった選手も決断を受け入れ、自分のチャンスを待ってほしい。そのことについては、選手たちにも伝えてあることだ」とコメントしている。
肺炎からの復帰を目指すKenan Karamanは少しずつ前進している一方、Tim Wiesnerは脛腓靭帯に負傷を負ったことを明かしており、「彼にとっては非常につらい状況だ」と話している。そのほか、十字靭帯断裂の重傷から復帰を果たしたKevin Stögerについては、「彼は間違いなくメンバー入りするが、スターティングメンバー入りとなるかについては、もう一度話し合う必要がある」とコメントするなど、前泊ホテルで選手と個別にミーティングを行うことを示唆している。
この一戦に向けては、すでに44000枚のチケットを販売しているが、これについてFunkel監督は、「これは多くのデュッセルドルファーが、フォルトゥナを後押ししてくれるというサインでもある。残留という目標を達成するために、我々はこの先も大きなサポートが必要となる。そしてそれを受ける我々は、最後の1mまでこだわって全力で戦っていく義務がある」と述べている。今週の土曜日は順位的に拮抗するWerder Bremenを迎え撃つことになるが、「彼らはシーズン開幕前には全く別の目標を持っていたはずだ。ただ今は、残留争いの中にいるということをしっかりと自覚しているであろう。もちろん我々も自分たちの状況をよく理解しているし、そのための強い精神力を持ち合わせている。それは前節のUnion Berlin戦で示すことができたはずだ」と、これからの戦いに不可欠なメンタリティに言及し、会見を終了している。