1-1! 2020年最初のテストマッチは引き分けに
新加入Steven Skrzybskiが得点
2020年最初のテストマッチを実施したフォルトゥナは、オランダ1部クラブFC Twenteとの対戦し、1-1で引き分けることとなった。
新年最初のテストマッチに向けて、Friedhelm Funkel監督はFC Schalke 04より新加入したSteven Skrzybskiをスターティングメンバーに加えることに。新加入アタッカーは、Dawid Kownacki、Erik Thommy、Oliver Finkと共に攻撃を担当することになったほか、中盤にはAlfredo MoralesとAdam Bodzekが並び、ディフェンスラインはJean Zimmer、Kaan Ayhan、Andre Hoffmann、Diego Contentoの4人が形成し、ゴールマウスにはZack Steffenが入ってキックオフを迎えた。
フォルトゥナはキックオフから安定した立ち上がりを迎えると、セットプレーで最初のチャンスを掴む。コーナーキックからボールを拾ったSkrzybskiが中央へ折り返すも、これに合わせたKownackiのヘディングシュートは力不足で得点には至らない(8分)。
一方のTwenteも15分、右サイドからクロスを上げると、中央で中村敬人がシュート。これはフォルトゥナゴール脇を抜けていくも、危険なシーンとなった。
続いては再びフォルトゥナにチャンスが訪れる。ThommyのコーナーキックからMoralesが頭で合わせるも、これは僅かに左に抜けていく(21分)。続くコーナーキックでは、Skrzybskiがシュートも、これはブロックに合い、得点には至らない(23分)。
そこからどちらのチームも攻めあぐねる時間が続くも、41分にはTwenteの中村がフリーキックから危険なシーンを演出。しかしこのボールは誰も合わせることなく、フォルトゥナゴールを通り過ぎていく。
一方のフォルトゥナは43分、均衡を破ることに成功する。Zimmerのセンタリングがペナルティエリア内で待つSkrzybskiに正確に届くと、新加入アタッカーがダイレクトで合わせて、フォルトゥナに先制をもたらすことに。こうして前半はフォルトゥナが1点リードして折り返すこととなった。
後半に向けてFunkel監督はMichael Rensingを起用したほか、ディフェンスラインにはアペルカンプ真大、U19チームのJamil Siebert、Robin Bormuth、Niko Gießelmannが入り、中盤にはThomas Pledl、Aymen Barkok、Marcel Sobottka、Markus Suttnerが配置された。また前線にはガーナコンビのNana AmpomahとKelvin Oforiが入って後半が開始された。
すると再開から5分後、まずはTwenteが好機を迎える。しかしこれはRensingとアペルカンプが対応し、難を逃れることに。一方フォルトゥナもその7分後、Pledlのパスから抜け出したAmpomahがセンタリング。これにOforiが合わせるも、相手GKのセーブに合い、追加点には至らない(57分)。
その後はTwenteが優勢になるも、いくつかのシュートチャンスは、フォルトゥナの若いディフェンスラインがしっかりと対応し、失点は免れる時間が続く。
しかし試合終盤の87分、ついにTim Hölscherにゴールを奪われ、同点に追いつかれてしまう。試合終了間際にはAmpomahが勝ち越しのチャンスを掴むも、これは決めることができず、その結果試合は1-1でタイムアップとなった。
試合結果:
F95 1-1 FC Twente
フォルトゥナ前半メンバー:
Steffen – Zimmer, Ayhan, Hoffmann, Contento – Morales, Bodzek – Skrzybski, Fink, Thommy – Kownacki
フォルトゥナ後半メンバー:
Rensing – アペルカンプ, Siebert, Bormuth, Gießelmann – Pledl, Sobottka, Barkok, Suttner – Ofori, Ampomah
得点者:
1-0 Skrzybski (43分)
1-1 Hölscher (87分)