「それが今週の土曜日でないことを願いたい」

FC Schalke 04戦に向けたFriedhelm Funkel監督のコメント

昨シーズンの後期リーグで、フォルトゥナはアウェーにてFC Schalke 04と対戦し、4-0の快勝を収めている。この勝利はフォルトゥナファンにとっては非常に記憶に新しいが、Friedhelm Funkel監督にとっては、すでに遠い過去の記憶となっている。そして「私は今の状況でしっかりとこの試合に向けて準備したいと思っている。そして我々が置かれている状況は、昨年とは全く違うものだ。今季のSchalkeは昨年とは全く違う顔を見せている」と警戒を強めている。

今シーズンからSchalkeを率いる David Wagner監督について「彼は再びクラブを一つにまとめ上げている」と賛辞の言葉を切り出したFriedhelm Funkel監督は、「謙虚さを選手たちにしっかりと受け付けたことで、彼らは再びサッカーを楽しみ、そして喜びを見出すことができるようになっている。チームとして非常にまとまりがあるが、その中でもゴールキーパーを中心としたディフェンスは素晴らしい」と、昨シーズンからSchalkeの新守護神としてスタメンを勝ち取っているAlexander Nübelにも言及している。

 

これにより、Gelsenkirchenでの試合で勝ち点を獲得することは非常に難しくなっており、これについては指揮官も「非常に難しいミッションだ」と認めているが、「我々も今シーズンは、Eintracht Frankfurt戦やBorussia Mönchengladbach戦などでは、アウェーでも非常に良いパフォーマンスを披露することができていた。そういったパフォーマンスを再現し、さらにここ2試合のホームでの良い結果を、土曜日の試合でも引き出すことができれば、Schalkeが相手でも、勝ち点を獲得することはできるはずだ」と続けている。

 

選手の状況については先週と大きな変化はなく、メンバーに関してもかなりの確立で同様のものとなりそうだ。ただし、「Markus Suttnerはオプションになるかもしれない。もし彼がメンバー入りとなる場合は、誰かがそこから外れることになる。これについてはまだ、決断は下していない」としている。

 

Schalkeについては、ここ最近の試合で、昨シーズンまでフォルトゥナに所属していたBenito Ramanが好調を維持している。Funkel監督は「我々が彼のことを熟知しているように、もちろん彼も我々のことを良く知っている。Benitoは我々の過去2年の素晴らしいシーズンに大きな貢献をしてくれた選手である。そのことについて今一度私は、彼に心から感謝したい。彼は今、Schalkeでスタメンに近づきつつある。ブンデスリーガは彼により多くの喜びをもたらしてくれるだろう。しかし、それが今週の土曜日でないことを願いたい」とコメントし、会見を締めくくっている。