Wagner監督の下、好調をキープ
次節の対戦相手チェック
フォルトゥナは今週土曜日は再び非常に難しいミッションに挑むことになる。15:30キックオフでアウェーにてSchalke 04と対戦することになるが、Wagner監督率いるチームは、最近2試合で勝利を収めるなど、順位的にも上位をキープしている。
首位に肉薄:
3試合勝ち星なしという状態だったFC Schalke 04だったが、前節はFC Augsburgに3-2の勝利を収め、獲得勝ち点を18点に伸ばしており、これにより6位に位置している。次節にさらに3点を加えることができれば、首位に肉薄することになる。
また先週行われたドイツ杯2回戦でも、Arminia Bielefeldに3-2の勝利を収めており、これによりDavid Wagner監督率いるチームは、3回戦進出を決めている。なお、ベスト16での次の相手はHertha BSC Berlinに決定している。
指揮官:
期待を大きく裏切った昨シーズンを受けて、David Wagner監督は今年の7月から新たにチームを率いることとなった。48歳のサッカー指導者は、以前にはHoffenheimとDortmundとの育成年代で指導経験を積んだのち、2015年には当時イングランド2部リーグに所属していたHuddersfieldの指揮官に就任すると、2016/17シーズンにはプレミアリーグ昇格を果たしている。SchalkeもWagner監督の下、再び栄光を取り戻すことを目指している。
セットプレー:
Schalkeは今シーズンはこれまでのところ、セットプレーから多くのチャンスを作り出している。前節のAugsburg戦でも、苦しい時間帯にセットプレーからチャンスを作り出しただけでなく、 Daniel Caligiuriのプレスキックから2得点が生まれている。
HaritやRamanが攻撃のオプションに:
現在のSchalkeの攻撃で非常に重要な役割を担っているのはAmine Haritで、これまで5得点3アシストを記録するなど、チームのトップスコアラーとなっている。また中盤ではSuat Serdarが、さらにゴールマウスに入るAlexander Nübelも替えの利かない活躍を見せている。
さらにWagner監督にとって、攻撃のオプションとなっているのは、フォルトゥナからSchalkeに新加入したBenito Ramanだ。これまでは4試合の出場にとどまっているが、ここ2試合にはスターティングメンバーに名を連ねている。
一方、ディフェンス面では重要な選手を欠くことになる。Augsburg戦で膝に重症を負ったSalif Saneは、長期離脱を余儀なくされるため、フォルトゥナ戦には出場できない。同様にBanjamin StambouliとMatija Nastasicの2選手も、負傷のためにメンバー入りはできない。これによりWagner監督は、センターバックとしての登録としては、Ozan Kabakのみがオプションとなっている。