「誰もがこの試合の意味を理解している」
1.FC Kölnに向けたFriedhelm Funkel監督のコメント
Friedhelm Funkel監督の長いキャリアの中でも、フォルトゥナと1.FC Kölnの間で行われるラインダービーで指揮を執るのは初めての経験となる。今週日曜日の試合に向けた記者会見に挑んだFunkel監督は、この試合が誰にとっても特別なものになることに言及している。そしてこのダービーマッチに向けて、チームは最高の準備をしていることを強調している。
「きっとデュッセルドルフの誰もがこのダービーを楽しみにしているだろう」と切り出したFriedhelm Funkel監督にとって、日曜日の試合は2つの意味で重要となる。その1つは、この2つの街とクラブにおけるダービーというエモーショナルな部分だが、それに加えて現在の順位的なことを考えても、非常に大きな意味を持つ試合になる。指揮官も「どちらのチームも力は拮抗しており、どちらも勝利を求めている。獲得勝ち点が並んでいる両チームにとってが、勝ち点3点をかけて激突することになる」と続けている。
この一戦はほかの試合とは違い、ローカルのライバル同士がプライドと誇りをかけて戦うものであることを、Funkel監督はよく理解しており、「もちろん日曜日の試合でも、戦術的なことも大事になる。しかしこういったダービーにおいては、時にそれが決定的な要因になるとは限らない。もっと重要なことはエモーショナルに、勇気を持って戦うことだったりする」とコメントしている。もちろんそれは選手たちも十分に理解しており、「誰もが日曜日の試合の意味を理解している」と続けている。
選手たちの状況についてだが、イングリッシュウィークを戦うフォルトゥナにとって、Aue戦ではいくつかのポジション変更を行ったが、日曜日の試合では再び、明確な変更が行われることになる。それについて指揮官は「Zack Steffenはこの試合に出場する」と明言しているが、それ以外については、「Marcel Sobottka、Alfredo MoralesはAue戦で非常に良いパフォーマンスを見せてくれた。Nana Ampomahは我々の求めているレベルに徐々に近づいてきている」と話すも、「誰がスターティングメンバー入りするかは、まだこれから熟考することになる」と、すべての可能性を含ませている。ただし、Thomas Pledlは、今週の練習中に膝の内側靭帯を断裂する怪我を負ったため、しばらくの間チームを離脱することが決まっている。
#F95KOE 戦を欠場する選手はこちら:Barkok、Suttner(共に若干の不安を抱えた状態), Rensing、Wolf、Wiesner(復帰に向けたトレーニング段階)、Karaman(肺炎)、Pledl(膝の内側靭帯部分断裂)、Stöger(十字靭帯断裂)