Bericht

2019/10/29 | ニュース

”Alles aus Liebe”フォルトゥナとDie Toten Hosenが特別ユニフォームを発表

メインスポンサー&胸スポンサーHenkelもこのアクションを支援 - 購入はオンラインショップ及びアリーナファンショップの特別販売から

フォルトゥナ・デュッセルドルフとロックバンドDie Toten Hosenが、その歴史に新たな一ページを書き加える。”Alles aus Liebe(すべては愛から)”というモットーの下、Friedhelm Funkel監督率いるチームは、FC Bayern München戦(11月23日)に特別ユニフォームを着て戦うことになる。本日火曜日よりオンラインショップで販売開始となるこの限定特別ユニフォームの売上の一部は、ユースアカデミーのために使われることになる。

フォルトゥナ・デュッセルドルフとロックバンドDie Toten Hosenの歴史は、1989年から始まった。当時の彼らのツアーチケットから、1枚につき1ユーロがクラブ側へ提供されたことにより、アカデミー所属だったOliver Genschがプロ契約を締結することができただけでなく、Anthony Baffoeのフォルトゥナへの移籍が実現されることとなった。

 

さらに2000年初頭、フォルトゥナがドイツアマチュアリーグへ落ち込んでしまった時期には、Die Toten Hosenはクラブサポートするためにメインスポンサー&胸スポンサーになる決断を下してくれている。それにより当時のユニフォームの胸には、彼らのモチーフであるドクロマークがプリントされ、クラブの歴史の中でも最も多くのユニフォームを販売する結果となった。

このユニフォームは今もなお、象徴的なデザインとしての評価を受けており、その後も多くのファンから再販の強い要望があったほどだった。Die Toten Hosenはこれらのフォルトゥナへの掛け替えのない貢献から、2012年にはクラブの永久会員としての称号を得ることとなった。

 

そして彼らとの友好関係がスタートしてから30年の月日が経過した今年、フォルトゥナ・デュッセルドルフとDie Toten Hosenは、改めてその関係性を示すための特別ユニフォームを発表する。このユニフォームのデザインは、彼らと話し合いを重ねた上で、これまで同様、クラブが独自で製作することとなった。

このユニフォームの胸には、星のバックプリントの上に有名なドクロマークが施され、腕にはこちらも彼らの代表的なマークである”Bis zum bitteren Ende”のロゴがプリントされている。さらに背中にも”Alles aus Liebe”とドクロマークが入ることになる。

 

この特別アクションのために、現在フォルトゥナのメインスポンサー&胸スポンサーを務めるHenkelが、FC Bayern München戦(11月23日(土)15:30キックオフ)におけるユニフォームの胸のスペースを提供することになる。

また同様に、腕スポンサーを務めるToyo Tiresも、このために腕の広告スペースを提供することになる。Toyo Tires Europeの栗林建太社長は、「我々は長年パートナーを務めてきたフォルトゥナのこのような素晴らしいアクションをサポートすることができることを嬉しく思う」とコメントしている。

 

この”Alles aus Liebe”ユニフォームは、本日よりオンラインショップから購入が可能となる。サイズは大人用がS-5XLとなり、金額は79.95ユーロ、また子供用は128-164となり、金額は59.95ユーロとなる。なおこのユニフォームの売上の一部は、フォルトゥナユースアカデミーへと提供される。

このユニフォームの販売については、多くの問い合わせがあることを予想し、10月30日(水)及び10月31日(木)の10:00から17:00の間に、アリーナファンショップでも特別販売が行われる。

また、10月30日のドイツ杯2回戦Erzgebirge Aue戦でも、アリーナファンショップでこのユニフォームの販売が行われる。またこの際には、選手のナンバーと名前および、腕ロゴのプリントも可能となる。なお、フォルトゥナオフィシャルファンショップ(アルトシュタット店、ユースアカデミー店)は、物流的な理由からこの特別ユニフォームの販売は行わない。

 

フォルトゥナのChristian Kokeマーケティング役は、「我々はDie Toten Hosenとの唯一無二の関係性の中で、新しい歴史の1ページを書き加えることができることを嬉しく思う。この長いプロセスから得られた結果というものは非常に誇らしいものである。かつてのドクロマークが入ったユニフォーム同様に、この特別ユニフォームも多くの方々に気に入っていただけると思っている」と話し、続けて、「このプロジェクトは、メインスポンサー&胸スポンサーであるHenkel及び、腕スポンサーであるToyo Tiresの理解なくしては実現できなかった。どちらのパートナーも早い段階で協力してくれる返答をいただけたことに、心から感謝したい。そして同様に、Die Toten Hosen及び、”Jochens Kleiner Plattenfirma”のスタッフの方々、そして我々のクラブの担当スタッフらにも、感謝を申し上げたい」とコメントしている。

 

また今回の共同プロジェクトについてDie Toten Hosenは、「フォルトゥナとDie Toten Hosenの関係性は、まるでデュッセルドルフとアルトビアのようなものだ。今回の特別ユニフォームのデザインは、Oberliga(当時のドイツ4部リーグ)を戦った時代のものをモチーフにしたが、現在フォルトゥナが所属しているリーグを考えれば、当時のユニフォームを回想することは、とても感慨深いというものだ。そして今のフォルトゥナの選手たちが、FC Bayernとの試合で我々のロゴを胸にプレーしてくれるということは、まるで子供のころの夢がかなうような感覚だ」とコメントしている。

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