高い攻撃力を持った昇格クラブ
次節の対戦相手をチェック
次節のアウェーでの対戦は、フォルトゥナにとっては決して遠出ということにはならない。Friedhelm Funkel監督率いるチームは、デュッセルドルフから160㎞の距離に位置するSC Paderbornとの一戦で、次の勝ち点3点を目指して戦うことになる。今シーズンの昇格クラブとの対戦は、10月26日(土)15:30キックオフとなる。
ここまで勝利なし:
昇格クラブであるPaderbornは、きっともっと良いシーズンスタートを期待していただろう。しかしここまでの8試合でSteffen Baumgart監督率いるチームは、唯一Wolfsburg戦で1-1の引き分けを演じた以外は、すべての試合で黒星を喫している。しかしその中でも、Bayern München戦とBayer Leverkusen戦はそれぞれ2-3の惜敗となっており、その攻撃力は証明済みである。
ブンデスリーガ1部までの道のり:
2017年にはドイツ4部リーグRegionalligaに降格することとなっていたPaderbornだが、1860 Münchenがライセンスはく奪となったことで一転、2017/18シーズンもドイツ3部リーグでの戦いを許されることとなった。そこからのチームのパフォーマンスは、Paderbornのどのファンにも想像できるものではなかったであろう。2017年4月に指揮官に就任したBaumgart監督は、ドイツ3部リーグを2位で終え、ブンデスリーガ2部昇格を果たすと、翌年にも同2部リーグで2位となり、2014/15シーズン以来となるブンデスリーガ1部昇格を成しえることとなった。
再会:
Paderbornのメンバーには、かつてフォルトゥナでプレーした選手が2人所属している。2015/16シーズンにフォルトゥナでプレーし、2部リーグとドイツ杯で合計18試合に出場したChristian Strohdiekは、前所属クラブでもあったPaderbornへと戻ることになっていた。その後は2年間ドイツ3部リーグでプレーをしたが、現在はチームのキャプテンとしてチームとともに2部リーグ、1部リーグの連続昇格を経験することとなった。
さらに2016年から2017年の間にフォルトゥナでプレーしたMarlon Ritterは、デュッセルドルフではトップチームで6試合、U23チームでも15試合でピッチに立っていた。