徐々に調子を上げてきているMAINZ
次節の対戦相手をチェック
代表ウィークも過ぎ去り、ブンデスリーガが再び戻ってくる。フォルトゥナは今週土曜日の15:30キックオフで、Sandro Schwarz監督率いるMainz 05とホームで対戦することになる。
最近4試合で2勝:
ここ4試合で2勝を挙げているMainzは、これにより獲得総勝ち点数を6点としている。ホームにてHertha BSCに、またアウェーでSC Paderbornに、それぞれ2-1で勝利したMainzだが、それまではブンデスリーガで5敗を喫ししていただけでなく、ドイツ杯でも1回戦に3部リーグ所属のKaiserslauternに0-2で敗れ、早々に敗退を経験していた。そういう意味でも、開幕スタートに失敗していたMainzだが、徐々に調子を上げてきていると言えるだろう。
QuaisonがMatetaの代わりに前線を牽引:
半月板損傷を負ったことにより、今シーズンはまだブンデスリーガの公式戦に出場できていないJean-Philippe Matetaだが、昨シーズン14得点を挙げていたフランス人ストライカーの欠場は、チームにとっても非常に大きな痛手となっていた。しかし、この代役としてスウェーデン代表ストライカーでもあるRobin Quaisonが、2勝した両方の試合で得点を記録するなど、攻撃陣を牽引している。
なおMatetaは昨シーズン、フォルトゥナ戦ではデュッセルドルフでの試合で1得点、マインツでの試合でも2得点を決めていた(0-1、1-3で共にフォルトゥナが敗戦)。
”指導者養成組織”からの次なるプロダクト:
マインツ生まれで、自身もMainzのユースアカデミーでプレーした経験を持つSandro Schwarz監督は、MainzのU19チーム、U23チームを指揮したのち、トップチームの指揮官に就任している。すでに2年近くが経過したが、40歳になる若き指揮官は、Jürgen Klopp氏(現FC Liverpool監督)やThomas Tuchel氏(現Paris Saint-Germain監督)などに続く、Mainz出身の指導者ということになる。