「それに騙されることはない」
Borussia Mönchengladbach戦に向けたFunkel監督のコメント
ニーダーラインダービーだ!今週は日曜日の15:30キックオフで、アウェーにてBorussia Mönchengladbachと激突する。超満員のスタジアムで最高の雰囲気の中、興味深い試合になることは間違いない。この一戦に向けて、Friedhelm Funkelも喜びを口にしている。
Friedhelm Funkel監督は会見の冒頭に「近郊クラブとの対戦はどんなときも特別ものだ」と切り出し、「週末の天気は良さそうだし、ソールドアウトとなっている(相手クラブの)スタジアムにも、多くのフォルトゥナファンが駆け付けてくれる」と続けた。
しかし試合はピッチの上で行われる。指揮官は相手チームについて、「Borussia MGは素晴らしいチームだ。Marco Rose監督の下、少し変わったシステムで戦っているが、すでにブンデスリーガでも非常に効率的に機能している」と分析しており、その良い例として、前節のアウェーでの1.FC Köln戦での1-0の勝利を挙げている。「あの試合の特に前半のBorussia MGは本当に素晴らしいサッカーを見せていた(Funkel監督)。」
しかしBorussia MGは木曜日にヨーロッパリーグとして過去にフォルトゥナでもプレーしたMichael LindlとLukas Schmitz擁するWolfsberger ACと対戦し、0-4の敗戦を喫している。これについてFunkel監督は、「それに騙されることはない。この試合結果は日曜日の我々との試合には全く影響しないだろう。この黒星は、チームを成長させる過程段階には起こり得るものだ」との見解を示している。自身の過去の経験を事例に挙げ、「私はDuisburgで指揮をしていたとき、Genkにアウェー0-5の敗戦を喫したことがある。本当にひどい内容だったこともあり、数日後に行われた試合では、ウォーミングアップからブーイングを浴びるほどだったが、結局その試合はVfB Stuttgartから3-0の勝利を収めるなど、シーズンベストマッチを披露することとなった。つまり、すべてが可能ということだ」と話している。
では64歳の経験豊富な監督は、日曜日の試合がどのような展開になることを予想しているのだろうか。「おそらくBorussia MGはキックオフから全力でプレーしてくるであろう。それがMarco Rose監督が求めているサッカーだからね。彼らは限界まで走ってくるであろうし、それに対抗するために、我々も相当の労力を費やさなくてはならない。それを含めてどちらのチームもイニシアチブをとるために、非常に激しい試合になるだろう。総合して、とても興味試合になること」は間違いないと話している。
このダービーマッチを数選手が欠場することになる。長期離脱中の選手らに加え、Alfredo Morales、Marcel Sobottka(共に復帰に向けてリハビリ中)、Markus Suttner(内転筋に痛み)も試合に出場することができない。一方でセンターバックについては、すべての4選手が再び衆生可能な状態となっているが、「Kaan Ayhanはプレーする」と断言した指揮官は、「Robin BormuthはVfL Wolfsburg戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。Andre Hoffmannはそれ以前に良いプレーを披露していた。そしてKasim Adamsもメンバー入りに限りなく近づいている。本当にまだ誰がピッチに立つかは私も決めきれていない」と言及を避けている。その答えは、日曜日のダービーマッチで明らかになる。