アペルカンプ真大がプロ契約を締結
日独ハーフMFが2021年までの契約にサイン
フォルトゥナ・デュッセルドルフはアペルカンプ真大と2021年までのプロ契約を締結した。日独ハーフMFはこれまでフォルトゥナのユースアカデミーに所属しており、この夏からはU23チーム所属となっていたが、デュッセルドルフで最初のプロ契約にサインすることとなった。なお、アペルカンプはこれまでにすでにトップチームで2度、ベンチ入りを果たしている。
アペルカンプ真大は2015年の夏にフォルトゥナのユースアカデミーに加入し、その後、一歩ずつカテゴリーチームを上げながら成長を続けてきた。昨シーズンはキャプテンとしてU19チームを率い、Aユニオンブンデスリーガで22試合に出場、11得点を記録していた。そして今シーズンからはU23チーム所属となり、すでにドイツ4部リーグでも5試合に出場しているアペルカンプは、これまでに2ゴールを記録している。
その日独ハーフMFは、新シーズンがスタートしてから、プレシーズンをすべてトップチームで過ごしてきただけでなく、これまでにも多くのテストマッチに出場し、さらにはドイツ杯1回戦及び、ブンデスリーガの開幕戦となったWerder Bremen戦では、ベンチ入りも果たしていた。
Lutz Pfannenstielスポーツ役員はアペルカンプについて、「シンタは非常に大きな可能性を秘めており、そして多くのポジションをこなすことができる選手だ。我々は彼がフォルトゥナでサッカー選手としてのキャリアにおいて次のステップを踏んでくれるものと信じている。彼と2021年までの契約を結んだということが、我々が自身のアカデミーに所属している選手にチャンスを与えていくということの意思表示でもある」と説明している。
「この最初のプロ契約を結べたことで、ボクの夢を叶えることができました」と話すアペルカンプ真大は、続けて「この夏からトップチームで継続的に経験を積ませてもらえていることは、自分の成長に大きな効果をもたらしています。クラブからこのような信頼をもらえていることに対し、しっかりとプレーで返していければと思っています」と喜びを語っている。