Spiegel Onlineの誤った記事に対して正式に抗議
フォルトゥナの公式声明
今日のSpiegel Onlineにて、フォルトゥナ・デュッセルドルフの首脳陣に問題が生じていることについての記事が掲載された。さらにThomas Röttgermann会長のネポティズムと弁解についても言及されている。
フォルトゥナ・デュッセルドルフは掲載された誤りの記事に対し抗議するとともに、この件についての正式な見解を記載する:
Spiegel Onlineは、Benito RamanのSchalke 04への移籍金について、”予想以上の成果を収めた場合”においてのみ、1,000万ユーロに達すると記載しているが、これは間違いである。Benito Ramanの移籍に関しては、保証されているボーナスの支払い及び、Bernard Tekpeteyのレンタル加入移籍の含めて、少なくとも1,300万ユーロに上ることになる。
またSpiegel Onlineは、Thomas Röttgermann会長が、かつての同僚であるFelix Welling氏を、自らの思いから新しくディレクターと迎えると記載しているが、フォルトゥナ・デュッセルドルフは役員会がそのポストとして十分なクオリティを有した人材であることを明確にしており、よってこれがネポティズムではないことを強調する。
また監査役会が機能していないとの内容も正しいものではない。当然、監査役会はその役割をしっかりと順守しており、役員会とも継続的で集中的な対話を行っている。
Spiegel Onlineは、Marbellaでの一件についても誤った報道をしている。正しくは、すでに何度も正式な公表もしているが、監査役会役員からMarbellaキャンプ前に役員会側へ、Friedhelm Funkel監督との契約延長についての具体的な交渉は、後半戦の開始を待ってからと伝えていた。役員会はMarbellaでのFriedhelm Funkel監督との最初の話し合いのあと、非常に難しい状況になってしまったことを報告してきたが、Friedhelm Funkel監督側が、残留を決めた場合にのみ延長することを申し出てくれたことについては言及されていなかった。
Dr. Reinhold Ernst監査役会会長は最初の話し合いののち、役員会に対してもう一度Funkel監督側へ行き、延長についての話し合いの場を設けてもらえるようにお願いしたしかしその2日後、その話し合いが失敗に終わったことが報告された。そこでその報告を受けたDr. Ernst氏は、Carsten Knobel監査役会副会長と話し合い、キャンプ終了後にもう一度Funkel監督と話す場を設けることを提案した。Friedhelm Funkel監督とRobert Schäfer氏(当時会長)の記者会見のあと、Dr. Reinhold Ernst氏はLutz Pfannenstielスポーツ役員、Friedhelm Funkel監督、Robert Schäfer氏と、合意点を見出せないかもう一度話し合いを行った。そして翌日、Robert Schäfer氏より、Friedhelm Funkel監督と話し合うことができ、そして契約延長について合意に至ったとの報告を受けた。この一連の事実関係については、Friedhelm Funkel監督とLutz Pfannenstiel役員も認識している。
よってフォルトゥナ・デュッセルドルフはこの度の報道に非常に驚いており、そして遺憾の意を示している。