「預言者ではないが、それは明確なことだ」
Bayer Leverkusen戦に向けたFriedhelm Funkel監督のコメント
3ヶ月ぶりにデュッセルドルフにブンデスリーガが戻ってくる。Friedhelm Funkel監督率いるフォルトゥナは、今週土曜日の午後にBayer 04 Leverkusenをホームで迎え撃つ。この試合に向けてはすでに42000枚を超えるチケットを販売しており、素晴らしい雰囲気の中での試合になることは間違いない。
この一戦に向けてOliver Finkキャプテン擁するフォルトゥナは、木曜日の午前にスタジアム内でトレーニングを行ったが、Friedhelm Funkel監督はこの試合に向けた記者会見では、3部リーグを戦うKFC Uerdingenも使用しているにも関わらず、「芝生は非常に良い状態だ」とコメントしている。そしてこのアリーナで再び試合ができることに対して、「ここでまたプレーすることができることを非常に嬉しく思っている」と話している。
今週末の対戦相手について言及した指揮官は、「Leverkusenは非常に強力な攻撃陣を有している。ブンデスリーガを見渡しても、彼ら以上はDortmundくらいだろう。Peter Bosz監督とそのチームには最大級の警戒心を持っている」と話しているが、その中でもKai Havertzについては、「彼は私の中では最も優れたドイツ人選手だ。特にボールを前に運ぶ能力については、非凡なるクオリティを持っている。そして彼は非常に純粋にサッカーをプレーすることを求めている謙虚な青年だ。土曜日の試合の中でどこに彼が現れるか、我々は常に集中して警戒しなくてはならないし、一人ではなく、複数で対応しなくてはならない」と言及している。そして「Leverkusenは間違いなく我々よりもボール支配率が上になるだろう。私は預言者ではないが、それは明確なことだ」と、ディフェンス面で多くのことを求められることを明言している。
一方で自身のチームについては「我々のチームにも非常に良い選手たちいる」としているが、土曜日の試合で誰がピッチに立つかについての明言は避けている。Adam Bodzek、Dawid Kownacki、Jean Zimmerらのメンバー入りもあり得る中、「いくつかの変更がある可能性はある」と話すFunkel監督だが、「ほとんどの選手は試合に出場する状態にあるが、それでもまだ数選手はフィジカル的に私が求めるトップコンディションには至っていない」と慎重な姿勢も見せている。
このコメントからも、まだ全体練習に合流できていないNana Ampomahらの出場の可能性はないだろう。そんな中、今週はAndre HoffmannとMatthias Zimmermann の長期契約延長が発表となったが、「彼らをフォルトゥナが長期留まることを決断してくれたことは非常に嬉しいことだ。監督にとっては常に、主力選手らを維持し続けられることは喜ばしいことだ。彼らもここでの役割をよく理解している」と話している。