開幕戦の相手は安定したチーム
対戦相手チェック
多くのサッカーファンが待ち望んだ新シーズンがいよいよ開幕する。フォルトゥナの初戦はアウェーにてSV Werder Bremenとなるが、Friedhelm Funkel監督率いるチームにとっては非常に興味深い戦いになることが予想される。
例年に比べて落ち着いた夏:
移籍市場が開いている時期は、どこのクラブも活発な動きを見せるが、SV Werder Bremenは比較的落ち着いた夏を過ごしている。昨シーズンに11得点10アシストを記録したMax Kruseはチームを去ったが、それ以外のほぼすべての選手が残留をしていることがその要因であろう。新加入としてはNiclas Füllkrug(Hannover 96)とBenjamin Goller(Schalke 04)がクラブへの復帰を果たしたほか、センターバックにはÖmer Toprak(Borussia Dortmund)が加わっている。
Kohfeldt監督が契約延長:
選手たちはもちろん、監督スタッフも継続する。Florian Kohfeldt監督はこの夏に自身の契約を2023年まで延長することに合意している。36歳の指揮官は2009年にユースアカデミーで仕事をスタートさせ、2017年にトップチームの監督に就任し、2018年には11位、2019年には8位でリーグを終了させていた。
Pizarroがドイツ杯レコードを記録:
ドイツ杯1回戦でSV Atlas Delmenhorstと対戦したBremenは、6-1の快勝を収めているが、この試合で65分から途中出場したClaudio Pizarroが、その9分後にゴールを記録すると、その6分後にも再びゴールネットを揺らしている。これによりPizarroはドイツ杯でドッペルパックを記録した最も最高齢の選手となった。なお、今年の10月で41歳になるPizarroは、今シーズンを持って引退する予定になっている。