午前にはヒヤリとするシーン、午後にはStögerが訪問
オーストリアキャンプ6日目
日曜日の午後はフリーとなったため、選手たちは思い思いの時間を過ごした。ホテルのプールに入る者もいれば、ゴンドラに乗り込み、山小屋を目指した者もいた。そうしてエネルギーをチャージした選手たちは、月曜日は再び2部練習で汗を流した。
+++チーム練習がスタートする前に、すでにグラウンドではAndreas Grossアスレティックコーチの指導の下、Adam Bodzek、Diego Contantoはランニングを行っていた。またDawid Kownacki、Erik Thommy、Nana Ampomahらも、筋肉に問題を抱えていたため、個別メニューを行うこととなった。+++
+++時間通り10:00にスタートしたチーム練習は、恒例のウォーミングアップメニューから。+++
+++続いては4方向のすべてのサイドラインに4つの小さいゴールを設置したゲームへ。2チームに分かれ、ボールを保持しているチームは3人のフリーマンを使いながらボールを回し、一定数をクリアしたらシュートが許されるというルールの中で激しいプレーを披露した。+++
+++続いてはセンターバックからのサイドチェンジを起点として、両サイドで3vs.1の数的優位な状況から、大きなゴールとコーナーフラッグの間に設置された小さなゴールを目指すトレーニングを行い、その中では攻守に渡って多くの好プレーが散見できた。+++
+++その後に11vs.11のゲーム形式を実施すると、この日もアクシデントが発生。Andre HoffmannとHavard Nielsenが対人プレーで衝突して倒れ込むシーンに、Marcel Verstappenフィジオが駆け寄り治療に当たることに。なおこれによりHoffmannは、大事を取って練習を中断することとなった。+++
+++そして95分に及んだ午前練習が終了となり、チームホテルに戻った選手たちは13:00から昼食を摂ることとなった。+++
+++午後のトレーニングはゲーム感覚を含んだメニューでスタート。4つのグループに分かれた選手たちは、30m離れた先にあるタンクバケツまでボールを落とさずにリフティングで運ぶ競争を行った。+++
+++なお、この午後のトレーニングはAndre Hoffmannとの接触で脛を負傷したHavard Nielsenの姿がなかったほか、Michael Rensingもろっ骨に問題を抱えていたため、チーム練習を回避した。+++
+++続いてフィールドの上では、選手たちが2つのチームに分けられ、さらにその周りに配置された選手たちを使ってのポゼッションを行うメニューを消化した。+++
+++この午後のトレーニングを見つめるギャラリーの中には、前十字靭帯断裂の重傷から復帰を目指してリハビリ中のkevin Stögerの姿も。激励に訪れた仲間の訪問を選手たちも喜んだ。+++
+++午後の練習で大きな時間を割いたメニューは、斜めのサイドチェンジからサイドを数的優位な状況で崩して中央へ折り返し、中央でもアタッカー陣が数的優位の中でシュートを試みる内容に。+++
+++そして最後はハイテンポの走り込みメニューで追い込み、この日の2部練習が終了となった。+++