Dodi3得点、Bayern3得点。
2018/19シーズン - ハイライトVol.4:Dodi Lukebakioの3得点でFC Bayernからアウェーで勝ち点1点を獲得。
Allianz ArenaでのFC Bayern戦は、ロスタイムに入っても2-3でリードを許す展開となっていた。そして残りわずかとなった中、相手のコーナーキックから、Niko GießelmannがArjen Robbenからボールを奪うと、そのまま前線のRouwen Henningsへ。そして裏へダイレクトでスルーパスを通すと、Dodi Lukebakioはドイツ代表DF Niklas Süleと40mの走り合いに競り勝ち、Manuel Neuerを前に、この日3度目となるゴールを決め、アウェーで勝ち点1点を獲得することに成功した。
Friedhelm Funkel監督は、「FC Bayernはすでに長きに渡り、ドイツのトップクラブの座に君臨している。彼らとの対戦はブンデスリーガの中で最も大きな挑戦である。アウェーで彼らから勝ち点を奪うためには、様々な要素がマッチしなくてはならない」と試合前にコメントしてたが、「戦わずして勝ち点を渡すつもりで乗り込むわけではない」と話していたように、フォルトゥナはアウェーで勝ち点を獲得することに成功している。
しかし試合は決して容易な立ち上がりではなかった。開始早々にNiklas Süle(17分)とThomas Müller(20分)に失点を許す苦しい展開となり、誰もがフォルトゥナの敗戦を覚悟することとなった。しかし前半終了間際に、Jean Zimmerからのパスを受けたDodi LukebakioがFC Bayernのゴールネットを揺らし、希望をつなぐ形でハーフタイムとなった。
ところが1-2のスコアは後半に入り、長くは続かない。再びMüllerにゴールを許し、点差は2点に広がってしまう。それでも諦めないフォルトゥナは、Lukebakioが2点目を決めて、再びスコアは2-3となり、緊張感が高まる展開に。
そしてロスタイム、Lukebakioの3点目が決まると、フォルトゥナのサポーターエリアは歓喜に包まれることになる。1996年の2-2以来となるアウェーでのFC Bayernからの勝ち点獲得は、今シーズンの中でも大きなサプライズとなった。
注目ポイント:
FC Bayern戦で3得点を記録したDodi Lukebakioは、ドイツ代表GK Manuel Neuerにとっても初めての経験となった。また同時に彼は、ブンデスリーガの歴史において、2001年のEbbe Sand依頼、ミュンヘンにて3得点を決めた6人目の選手として、名を残すこととなった。