「今週のトレーニングで改めてチームに緊張を与えた」
#M05F95 戦に向けたFriedhelm Funkel監督のコメント。
フォルトゥナは先週末に最大の目標である1部残留を確定させたため、緊張感を欠いているのではないかという見方があるが、Friedhelm Funkel監督にとってそれはあり得ない。ベテラン監督は「今週のトレーニングで改めてチームに緊張を与えた」とコメントしているが、それにより残りの5試合でも、さらに成果を挙げることにきたしている。その可能性として、まずは今週末にアウェーでFSV Mainz 05と対戦する。
Friedhelm Funkel監督は「我々は今シーズンをさらに良いものにすることができるはずだ。シーズン終了時に獲得勝ち点数を40点以上にすることができれば、それは本当に素晴らしいことだ」と話しているが、選手からも同様の声が聞こえてきている。「彼らがそれを達成できればそれは素晴らしいことだが、そのためにはピッチの上でパフォーマンスを見せなくてはならない。選手たちがそれを望むのであれば、それをしっかりと表現してほしい」と、選手への要求も口にしている。
そのためにも、今週土曜日のアウェーでのMainz戦で、まずはしっかりと勝ち点を獲得したいところだ。しかし次の相手であるMainzに対し、指揮官は大きな敬意を示している。「彼らのように、パワーがあり、運動量が豊富で、対人に強いチームと対戦することは非常に大変なことだ。そのためには我々もそれにしっかりと対抗しなくてはならない」と話しており、それは今週のトレーニングでも見て取れた。「選手たちはもちろん練習中はお互い注意しているが、それでもここ数日の練習の中で、数選手はピッチに倒れ込むこともあった」と続けている。
その良い例として宇佐美貴史Takashi Usamiは、練習中に太腿に打撲を負い、倒れ込むこととなったが、「彼は水曜日のトレーニングをすべて最後までやり切ったが、木曜日はほとんど歩くことができない」状態だった。
一方で副キャプテンのAdam Bodzekはポジティブな回復を見せており、「もし彼がメンバー入りできるようであれば、それは非常に重要なことだ。彼は多少の痛みがあっても、それをもろともしない選手である」と希望を持っている。また先週は欠場となったMarkus Suttnerは、問題なくトレーニングをすることができており、こちらはメンバー入りが濃厚となっている。