フォルトゥナ・デュッセルドルフ監査役会がこの先の方針を発表。
Thomas Röttgermann氏が新しい会長に、またChristian Koke氏がマーケティング役員に就任。 Robert Schäferは役員会から退任へ。
フォルトゥナ・デュッセルドルフの監査役会は、クラブの役員会について重要な決断を下した。これによりフォルトゥナ・デュッセルドルフの新しい会長にThomas Röttgermann氏が就任し、同氏は4月16日から業務をスタートさせることになる。
監査役会のDr. Reinhold Ersnt会長は今回の決定について、「我々はこの数年間で、クラブとファンや会員らとの関係性をより良いものにするために努めてきた。そして我々はこの度、様々な経験値とプロフェッショナルさを兼ね備えたThomas Röttgermann氏を迎えることことができた。彼は同時にクラブというものがどのように機能し、そしてフォルトゥナにとって信頼と結束がどれだけ重要なものかを熟知している」と付け加えている。
「フォルトゥナは伝統があり、魅力を持った普遍的な特別なクラブである」と話すThomas Röttgerman新会長は、「ドイツサッカー界で非常に重要な存在になり得る可能性を秘めていることは明確である。デュッセルドルフはこの州の州都であり、多くの市民はもちろん、特別なファンが支えている。私にとってはフォルトゥナを私の長きに渡るプロサッカー界での経験をもって、少しずつ成長させることができることを非常に嬉しく思うとともに、それは大きな挑戦であることを意味している」と続けている。
さらにマーケティング分野を強化するため、Christian Koke氏がフォルトゥナの新しいマーケティング役員に任命されることになる。Koke氏は以前は有名なメディア会社の編集長であったほか、デュッセルドルフでスポーツ関係やマーケティング関係の様々なポストを歴任してきた人物である。
「私はこの数年間、フォルトゥナ・デュッセルドルフの成長をフォローしてきた」と話すKoke氏は、「だからこそ私にとっては非常に光栄なことであり、同時に将来的にこの伝統クラブのマーケティング役員として従事していくことは、大きな挑戦でもある」とコメントしている。
なお今回の決定により、Robert Schäfer会長は役員会から退任し、役員としての契約も終了となる。この件についてDr. Reinhold Ersnt監査役会会長は、「Robert Schäfer氏はクラブにとって非常に重要な時期を共にし、我々とともにクラブを成長させ、様々な重要なプロジェクトを実現させてきた。これまでのそういった彼の功績に、心より感謝したい」と述べている。