Borussia MGとのニーダーラインダービーへ。
今節の対戦相手チェック。
代表ウィークが過ぎ、再びブンデスリーガが再開することになるが、Friedhelm Funkel監督率いるチームは3月30日(土)15:30にホームでBorussia Mönchengladbachと激突する、この2クラブによるニーダーラインダービーは、今回で60回目の対戦となる。
チームの現在地:
デュッセルドルフのアリーナからBorussia Parkまではたったの38㎞という距離だが、順位表ではそれよりも少し大きな隔たりがある。Borussia MGは現在獲得勝ち点47点で4位に位置しているのに対し、フォルトゥナは16点少ない獲得勝ち点数の31点で、12位にランクインしている。
しかしBorussia MGは前期の素晴らしいパフォーマンスから一転、後期はやや不安定な戦いを見せており、Dieter Hecking監督率いるチームは最近の6試合で1勝しか挙げられておらず、それどころか3敗を喫している。彼らにとって、チャンピオンズリーグ出場権を獲得するためには、フォルトゥナとの対戦では勝利がマストと言える。
高い得点力を誇る攻撃陣デュオ:
Borussia MGの攻撃陣では特に2選手が非常に注目を集めている。昨年夏に加入したAlassane Pleaは今シーズンはすでに合計で14得点を決めており、その中でもブンデスリーガでは26試合に出場し、11ゴールを記録している。
またベルギー代表のThorgan Hazardは、今シーズンはブンデスリーガとドイツ杯にて、合計で23スコアポイント(12得点、11アシスト)を記録しており、Borussia MGの中でもトップスコアラーとなっている。
昇格ヒーローが帰還:
昨シーズンはフォルトゥナのユニフォームを着て、6得点3アシストの活躍でブンデスリーガ1部昇格に大きく貢献したFlorian Neuhausにとって、この一戦は古巣との対戦ということになる。特に忘れがたいのは昇格が決定したDynamo Dresdenとの一戦(2-1)での先制ゴールだが、そんなNeuhausはすでに今シーズン、ブンデスリーガ1部でもその能力を証明しており、これまでのブンデスリーガとドイツ杯の試合で、12スコアラーポイント(3得点、9アシスト)を挙げている。また現在はドイツU21代表に選ばれ、代表チームでも経験を重ねている。
そのほか、Matthias Zimmermanに加えて、Thomas Kleineアシスタントコーチ、Sascha Röslerチームマネージャー、、Claus Reitmaierゴールキーパーコーチも、Borussia MGのユニフォームを着てプレーした過去を持つ。
ベテラン指揮官同士の対戦:
今週土曜日のフォルトゥナとBorussia MGとの対戦は通算で60回目となるが、両サイドのベンチにはベテラン指揮官が対峙することになる。フォルトゥナのFriedhelm Funkel監督がブンデスリーガで483試合目を迎えるのに対し、Dieter Hecking監督も411試合目となる。