フォルトゥナはサポーターらによるファンに優しい試合時間を要求するための抗議行動を支援することに。
月曜日の夜に行われるEintracht Frankfurt戦が対象。
フォルトゥナ・デュッセルドルフのアクティブなファンエリアでは、来週月曜日の夜に行われるブンデスリーガの試合において、ファンに優しいキックオフの時間を要求するための抗議アクションを行う。キックオフから15分30秒間、南スタンド中央は無人状態となり、その後にサポーターらがスタンドに同時に入場してくることになるが、残りの前半は、応援活動を行わない。なお選手たちは、後半は通常通りの力強い声援を受けて戦うことになる。
Robert Schäferフォルトゥナ会長、Oliver Finkキャプテン、そしてウルトラス・デュッセルドルフの話し合いの中で、サポーターの代表者は、この抗議活動がチームに向けてのものではなく、ファンに優しいキックオフ時間を要求するための意思表示であることを伝えた。
これに対しフォルトゥナは、彼らの抗議行動に理解を示した一方で、この抗議活動が平和的に行われることを求めた。
Robert Schäferフォルトゥナ会長:
会員らは前回の会員総会にて、ファンに優しいキックオフの時間を求めることを正式に議題として提出していた。だからこそ我々は、平和的な抗議活動であれば、我々のサポーターを支援するという決断をした。ただし話し合いの中で私は、フォルトゥナ・デュッセルドルフが現在のTV契約に関して同意しており、そのために今後も月曜日に割り振られた場合は、受け入れなくてはならない旨はしっかりと伝えてある。2021/22シーズンから月曜日の試合は行われないことになっているが、この決定は嬉しく思っている」
Oliver Finkキャプテン:
「普通に働いている方々にとって、平日に数百キロ離れたアウェーで行われる自分のチームの試合を応援に向かうということがどれだけ負担なのかということは、非常によく理解できる。だからこそ土曜日15:30のキックオフを求める主張への理解はとても大きいものだ。その一方で、このブンデスリーガでは、どんな試合でもサポーターからの声援が不可欠である。それは選手一人ひとりの力を最大限以上に引き出してくれるものであるからね」