「我々はもう前期のときとは違うチームだ」
#F95SGE に向けたFriedhelm Funkel監督のコメント。
Friedhelm Funkel監督率いるフォルトゥナを、再び大きなミッションが待ち受けている。次節の対戦相手であるEintracht Frankfurtは、今シーズンのブンデスリーガの中でもトップレベルの攻撃力を誇るチームであるが、指揮官はその中でも”最も優れた攻撃力”である断言している。前期には1-7で敗れたことが記憶に新しいが、それだけ難しい試合が待ち受けている。
経験豊富なFriedhelm Funkel監督が「我々にとっては大きなミッションになるであろう」とコメントするこの一戦では、守備が大きなテーマとなる。「我々は彼らを勢いに乗らせてはならない。(前節の)Schalke戦で我々は非常にしっかりと対峙し、良い対応をすることができた。次の月曜日の試合では、より集中して注意をしなくてはならない。(Frankfurtの)攻撃陣を90分間抑え込むことは不可能だからね」と述べている。
そのうえで前期の対戦での大敗を振り返りつつ、「我々はもう前期のときとは違うチームだ。選手たちはあれからそれなりの経験と自信を得ている」と続けている。
Frankfurtにとってフォルトゥナとの一戦は、同時進行しているヨーロッパリーグのホーム&アウェーの試合に挟まれたタイミングとなる。負けたら敗退の決勝トーナメントに挑んでいる彼らは、今週と来週にイタリアの名門Inter Mailandとの対戦となるが、Funkel監督は「Hütter監督がどう考えているかはもちろんわからない」と前置きしつつ、「もしかしたら2、3選手は変えてくることもあるかもしれない。しかし基本的にはチームのリズムは壊したくはないだろう。彼らはどんなときもフルパワーで試合に挑んでくるはずだ」と警戒心を強めている。またFrankfurtは2019年に入ってまだ黒星を喫しておらず、「それからも十分彼らの強さがわかる」と話している。
そんなFrankfurtは、長期的に見るとフォルトゥナにとって見本となるかもしれない。しかし指揮官は、「Frankfurtは2004年に1部に昇格したが、そのとき偶然私が監督を務めていた。そこからの15年間で彼らはたった1年を除いで、常に1部リーグを舞台に戦ってきた。一方のフォルトゥナは、その間で1部リーグに所属したのはたった1年だけだ。これからもわかるように、この2つのクラブの差はまだまだ歴然である。我々はまずはSC FreiburgやFSV Mainz、FC Augsburgのようなクラブを手本にしていくべきであろう。しかしそれも決してそんなに遠いものではない」という見解を述べている。
この一戦に向けて、選手状況は先週よりも良いと言えるだろう。Alfredo Moralesが出場停止から戻るだけでなく、Adam Bodzekも負傷から復帰しており、Funkel監督も「彼も出場する準備はできている」と太鼓判を押している。
一方でKevin Stögerについてはまだ疑問符が付く状況で、「彼に関しては今一度話し合う必要がある。彼は数日間に渡って発熱をしていたので、しっかりとコンディションが戻っているかどうかを見極めなくてはならない」状況だ。