「我々には確実だと思える時間は全くない」
#F95FCN に向けたFunkel監督のコメント。
順位表に目をやれば、フォルトゥナファンにとっては喜ばしい状況にあるかもしれない。現在は12位で、入れ替え戦となる順位までに勝ち点10点差をつけることができていることで、大きな心配はしなくてもよい状況ではある。しかしFriedhelm Funkel監督は、その中でも心の緩みを持つつもりは一切ない。むしろその反対で、「我々には確実だと思える時間は全くない」と主張しており、今週土曜日に行われる、昨季共に1部昇格を果たした1.FC Nürnberg戦にも警戒心を強めている。
Nürnbergは前節、首位のBorussia Dortmundと0-0で引き分け、強い印象を残している。この試合に関し、「我々は月曜日の試合から、いかに次の対戦相手がやりにくいチームなのかをいうことを確認することができた。彼らは非常に良いパフォーマンスを見せ、首位チームを相手に素晴らしいディフェンスを披露した。そこには強い闘争心を感じたし、特にGK Christian Matheniaは類まれなパフォーマンスを発揮していた」とコメントしている。
両チームにとって、ここ数試合は常に”今シーズンの結果を左右する試合”と表現されてきたが、フォルトゥナ指揮官は少々違う見方をしている。「本当に重要な一戦というものは誰にも分らない。この先もたくさんの挑戦しなくてはいけない試合が残っているし、もし我々がそういった試合で勝利することができるのであればいいが、もし我々がシーズン終了時点で勝ち点28点しか獲得していなければ、1部残留を果たすことはできていないだろう」
前期での対戦では0-3の敗戦を喫していたことを踏まえ、毎回の記者会見でも言及していることだが、「我々にとってブンデスリーガには、難しい試合しかない。Nürnbergももちろんその中の1つだ」と主張している。しかし指揮官は、あまりこの一戦だけに言及するのではなく、「我々はここ最近のホーム試合からポジティブな部分を思い出すべきだ。もちろんLeipzig戦は例外となるが、非常に我慢強く対峙し、自分たちのチャンスを友好的に活かすことができていた」と続けている。
先週のメンバーから、今週は若干の変更が見られそうだ。Kevin StögerとKaan Ayhanは、累積による出場停止が解け、再びチームに戻ってくる一方で、Jean ZimmerはAdam Bodzek、Marcel Sobottka、Diego Contento、Raphael Wolfらは、引き続き欠場となる。そのほかのメンバー選考について指揮官は、「ディフェンスとオフェンス、確実性とリスクをしっかりとミックスしたものにしたい」としている。