「萎縮せず、ありのままで挑む」
ドイツ杯3回戦 #S04F95 に向けたFunkel監督のコメント。
本来であれば、フォルトゥナのFriedhelm Funkel監督は非常に穏やかであるが、ドイツ杯について言及するとき、指揮官の目はいくらか輝きを増す。「ドイツ杯は素晴らしい大会だ。私は自分のキャリアの中で、3度ベルリンの舞台(決勝戦)に立ったことがある。それは本当に特別な雰囲気であり、あれを私の選手たちにも経験させてあげたい」と話すFunkel監督だが、そこまではまだ3つの試合で勝利を重ねる必要がある。そのための最初のハードルとなるのが、水曜日の夜のアウェーでのFC Schalke 04戦(20:45キックオフ)となる。
「もちろんそれは、我々にとっては非常に難しい試合になる」と切り出したベテラン監督は、「彼らは素晴らしいレベルの選手を擁した良いチームであり、国際的な舞台でも経験を積んでいる。彼らの市場価値やシャルケの毎年の売上を見れば、我々が彼らに対して優位ではないことは明確である」と相手チームに敬意を示しつつ、それでも「我々は決して萎縮する必要はないし、ありのままで挑めばよい」と話している。事実として現在両チームはブンデスリーガにおいて、ともに獲得勝ち点22点となっている。
この試合では、冬の新加入選手であるDawid Kownackiが初めてメンバー入りとなるが、指揮官は「我々はまだ、短い期間しかトレーニングを共にできていない。しかし彼のシュートのクオリティはその中でも顕著だった。我々としては彼のコンディションがどうなのかを見極める必要がある。私の印象では、彼はもう少しトレーニングを積むことで、スターティングメンバー入りしてチームの力になれるようになると感じている」と話している。
同様に水曜日の試合で誰がゴールマウスを守るのかについて言及したFunkel監督は、「Joraslav Drobnyが出場する。これについてはシーズン前に明確にしていたことであり、第2GKはドイツ杯で出場機会を得ることになる。それはドイツ杯1回戦で出場したRaphael Wolfもそうだったように、今回のDrobnyも同様の理由になる。彼はトレーニングで非常に良い印象を残してくれているし、それはとても冷静で経験値を感じるものだ。彼がいることでチームにとって不可欠な落ち着きをもたらしてくれるであろう」と、ベテランGKへの信頼を口にしている。
そのほかのパーソナルについて、Marcin KaminskiとBenito Ramanは体調不良からメンバー入りは見送られることになるほか、Marcel SobottkaとDiego Contentoも引き続き負傷離脱となる。「Jean Zimmerについては、(水曜日の)メンバーに加えるか、日曜日の(Stuttgart戦の)試合のメンバーに含めるか、火曜日の午後の練習を見て話すことになる」と、決断はしていないが、それでも「Drobny以外にも、3、4つのポジション変更を考えている」ことを明かしている。