テストマッチでFC EMMENに勝利。
オランダ1部クラブに1-0。
スペインMarbellaキャンプでの2試合目のテストマッチとして、オランダ1部リーグに所属するFC Emmenと対戦したフォルトゥナは、後半にOliver Finkが決勝点を挙げ、1-0で勝利を収めた。
このテストマッチに向けて、4-4-2のシステムを採用したFriedhelm Funkel監督は、ゴールマウスにMichael Rensingを、またディフェンスラインにはMatthias Zimmermann、Kaan Ayhan、Marcin Kaminski、Niko Gießelmannを配置。また中盤にはDodi Lukebakio、Alfredo Morales、Kevin Stöger、宇佐美貴史Takashi Usamiが入り、前線にはKenan KaramanとMarvin Duckschが並んでキックオフを迎えた。
この試合の最初のチャンスは9分、StögerからのコーナーキックにAyhanが合わせるも、これは惜しくもゴールポスト脇を抜けていく。攻勢に出るフォルトゥナは続けて16分、Zimmermann、Karaman、Duckschのコンビネーションプレーから、最後はDuckschが狙うも、これも僅かに枠を超えていく。
さらに17分にはKaramanが反転からシュートも、これは相手GK Kjell Scherpenがセーブ。その2分後にもトルコ人ストライカーはヘディングシュートで狙うも、これは枠を捉えきれない(19分)。
36分、右サイドからドリブル突破を図り、自らシュートを放ったLukebakioだったが、これも相手GKのセーブにあい、さらにこぼれ球にGießelmannが反応するも、これもScherpenの前に、阻まれてしまう。
一方のEmmenは、42分にStef Gronsveldのミドルシュートでフォルトゥナゴールを脅かすも、これはRensingが問題なくセーブ。そうして前半はスコアレスで折り返すこととなった。
後半に向けてRensingとDucksch以外の9選手を交代させたFunkel監督。すると後半の最初のチャンスが得点に結びつく。Benito Ramanからの素晴らしいサイドチェンジから、左サイドでパスを受けたAymen Barkokがそのままドリブルで運び、中央へラストパス。これをFinkが難なく押し込んで、フォルトゥナが先制点を挙げることに成功する(62分)。
これに対してEmmenも66分、Caner Cavlanがミドルシュートで同点ゴールを狙うも、ボールは僅かにフォルトゥナゴールバーの上を超えていく。
追加点を狙うフォルトゥナは68分、コーナーキックからAndre HoffmannとDuckschが続け様にシュートを放つも、残念ながらどちらもゴールネットを揺らすことはできない。
さらに71分、素早いスローインのリスタートからMarcel Sobottkaが相手ペナルティエリアへ侵入し、Ramanへラストパス。しかしベルギー人アタッカーのシュートは、ぎりぎりのところで相手のディフェンスに跳ね返されることに。
すると残り12分となったところでBarkokが自陣ペナルティエリア内でファールを犯し、相手にPKのチャンスを与えてしまう(78分)。しかしキッカーを務めたWouter Marinusのシュートはゴールマウスの上へ抜け、失点は免れることに。
すると試合終了間際に、Sobottkaが負傷するアクシデントが起こる。Sobottkaはフィジオに肩を借りてピッチを後にすることとなってしまった。
なお試合はそのまま1-0でタイムアップとなり、フォルトゥナが1-0の勝利を収めることとなった。
試合結果:
Fortuna Düsseldorf 1-0 FC Emmen
得点者:
1-0 Fink (62分)
フォルトゥナ前半メンバー:
Rensing – Zimmermann, Ayhan, Kaminski, Gießelmann – Lukebakio, Morales, Stöger, 宇佐美貴史 – Karaman, Ducksch
フォルトゥナ後半メンバー:
Rensing – Zimmer, Hoffmann, Bormuth, Galle – Raman, Sobottka, Bodzek, Barkok – Fink, Ducksch